プープーの罠
2003年10月15日(水)

さよならテンプル。

リキッドルームでtctc見て来た。
1年半ぶりに見るその姿は
確実に大きくなっていて
演奏にも厚みが出て
特にPanzer Attackには圧倒された。
奇人っぷりも相変わらずで
見た目だけ見れば
うさん臭いくらい男前揃いなのに
それを惜しみなく無駄にしていて
「次ノ曲ハLove Song(※日本語でMCする)」
とかいって歌い出すのはMurder Song
(彼らの曲でも屈指の暗い歌)、
飲酒はやめたようだけど今度は猛烈な喫煙で
スパイキッズの3Dメガネみたいなものをかけ、
アメ舐めてるし
何か日本語熟れてるし

でも、強烈に好きだった
はずの何かが欠けていて 何だろう
グラグラした危うさみたいなものや
はけ口のない怒り
そういう渦の中の諦めと開き直り
みたいな トリッピン なカンジが消失。
ニューアルバムの曲はライブで聴いても
やっぱりピンと来なかった。
私が見たかったのは安定した技術なんかじゃなくて。
じゃあ私はライブに一体何を求めているのかというと
さっぱり判らないんだけど、でも
もう彼らのライブを見に行くことはないと思った。




人ごみにまぎれていたせいで
酷い頭痛。
早めにベッドに入って
少し夢を見ていた。
それは所詮
夢にしか過ぎない夢で

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

My追加