プープーの罠
2003年11月06日(木)

回遊

ヤギ君とご飯。
近所で仕事してたんだとさ。
何だか彼 会う時はたいてい
不眠でテンションが高い状態で
実際のところ素がイマイチわからない。

食事中に仕事の電話が鳴って
ビジネスモードの声色は優しく

動脈と静脈がどうとか

「心臓の仕事?」
「そうそう。」

仕事内容の影響で
無駄に内臓の知識がある二人。
ほかほかした白子食べてる横顔。
あごがちょと出てる。

背後を 活けられた魚が泳いでいる。
そのうちの一匹が 身を剥がされて
目の前に置かれる。


帰り際 片桐はいり 見た。
彼女、エラがどうとかより
常にびっくりしてるみたいに
見開いた目
が異様に映るんだな。
これは賀来千香子にも思う。

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

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