篠沢教授に1000点
消す前の日記に書いたような気がしないでもないが 今朝突然思い出して久々にゾ〜っとしたので 書いてみる
私が中1か中2の頃の話 いかんせん20年近く前の話なので記憶は曖昧
学校から帰ってきたら母がいなかった カバンを置いて財布と家の鍵だけ持って 制服のまま近所のCD屋に行った
結局CDは買わずに自宅に向かう 途中大学生くらいのオッサン (当時の私にはそう見えた)から 「どこ行くの?」と声を掛けられた 「うちに帰る」 「ちょっと一緒にどこか行かない?」 「行かない うちに帰る」
そんなやり取りを何度か繰り返し ソイツはうちまで着いてきた
「もううち着いたから じゃ」 ソイツは引き下がらなかった 玄関に入り込んできた
なぜ拒否しなかったのか 何か殺気のようなものを感じていた気がする
ソイツは玄関の上がりかまちに座った 「ここに座って」 自分の膝を叩く 「嫌だ」 「いいから座って!」
拒否できない 怖い
私はソイツの膝に座った
それからソイツは私の肩を抱きキスしてきた 私は唇を噛み締めるのに必死だった
助けて 怖い
その時玄関が開いた 母が帰ってきた 「あらこの人誰?」
ソイツは何やらブツブツ言って出て行った
私は皮膚が剥けそうなくらい顔を洗った 今のはなんだったんだろうと思いながら
今生きてるのが不思議だったりする 私は受験ノイローゼの青年(知らんが)に 姦られたあげく殺されていたかも知れないわけだ
そして私のファーストキスだった気がする 気がするんじゃなくてそうなんだけど
そしてその時のことについて母は何も言わない
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