スイス日記
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2004年07月29日(木) |
天才ルーニーとその仲間たち |
と、いっても、あの若いイギリスのサッカー選手ではありません。
うちのボスです。
彼、世界中の彼を知っている人々から天才だと言われています。 この世界では、天才=彼といっても過言ではありません。 自分でもよく、I am not a good person but genius.とかってよく叫んでいます。
この天才という言葉、いままでpositiveな意味にしか私は使っていませんでした。 でも、本物の”天才”に出会って・・・
”天才”って、まさしく、
天才バカボンなんですよー!!まったく。
だあれも(フレッドさえ)気付かないような人間離れした細かいことを瞬時に指摘できるくせに(ある時なんか、みんなの目の前で、機械のある複雑な一部分の構造を瞬時に理解して、組み立てました。みんな呆然となりましたよー。)、誰にでも簡単に理解できることが全く理解できない!
そして、天才ゆえに凡人には彼の言ってることがよくわからない。(彼はよく私の英語力のせいにしてくれますが・・・。彼の頭の中には私などには理解できない何かがざあーっと広がっていて、それを相手も共有しているかのように話してくるので、共有していない私にはなんのことだかさっぱり。)
しかも、こっちの話も話しただけでは理解してもらえないので、みんなお絵書きしながら説明。
天才故に、一つのことを落ち着いてできない、なぜなら次から次から新しいアイデアが泉のように湧いてくるから。
状況や空気が全く読めない。状況なんて読む必要がない。だって、自分は天才だから。天才の言うことをいつもきいてたら間違いなし。
天才の辞書に忘れる、間違えるなんて言葉はない!
天才だから、いつも声がでかい!(あんま、関係ないかー。)
まさに、天才バカボン+ジャイアンですよね!!これ。 ほんとにほんとに天才とバカは紙一重ってよく言ったものです。
でも、こういう感じって、エジソンだとかレオナルド=ダ=ヴィンチだとか、世の天才の多くにあてはまることらしいです。高機能自閉症という気質のせいかもという研究もあるらしいですし。
それにしても、天才、迷惑な存在です・・・。 世のため人のためには必要な人なんだろうけども。できたら、遠くの方で、彼は偉大な人ですねーとか言ってられるポジションにいたかった・・・。
最近、グチばっかりだわー。 ほんとはこんな暗い人間ではないんです!!ほんとなんです!!
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