表と裏 |
2004年07月26日(月) 誤解 「おかえり」 彼はそういった。 いつもと変わらぬよう、でも明らかに怒ってるのだろう。 せっかく待っていてくれた彼に、思い切って気持ちを話した。 待っていることのせつなさ、さみしさ、つらさ。 そして、たったひとこと「ごめん」って言う言葉が欲しかったこと。 「Mが怒っている理由を誤解してた。これって文字だけだから、 言葉の使い方で簡単に誤解が生まれる。 電話とか会って話すよりメッセって難しいと思うよ。 文字だけってきつく感じる時あるし。」 そう彼は言ってくれた。 でもその後、 「言いあいとかしたくない。それと気分悪い思いするのも嫌だし。 僕が言いたいのは、出来るだけ楽しくって事だけ 不愉快な思いしたくないだけって事かな」 「不愉快な思い」て言うのがとても気になった。 そして私は・・・。反論した。 「自分の意見書いてもいい?喧嘩だったり、言い合いとかしてもいいと思う。 ただ、不快な思いをさけてるんだったら、会わなくてもいいと思う。 好きな人とはもっとわかりあいたいし・・・」 「わかりあうのと不快な思いするのって違うやろ?」 「喧嘩したり、言い合ったりすることで、理解できることってないんかな。」 「それを前提にする事ないやろ。逆の前提で考えられへん?」 「別に、喧嘩したり、言い合ったりすることを前提にはなしてないんだけど。 逆やったら、こうならないように、自分の気持ち抑えて、話すようになりそう。寂しい、悲しいなんて言えないよ。」 こんなに真剣に話したのは、はじめてかも。 お互いの意見がぶつかり合い、でも理解できたような気になった。 そう、理解できた気になっていただけだった。 |