SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2004年11月09日(火) SAYTEN 練習日誌 ≪ HOW I FELT THAT DAY ≫

練習に遅れてしまった。
スタジオに駆け込むとデニスが
メンバーの演奏を見学していた。

まるで高校時代の水泳の時間に
気になる女の子がプールを挟んだ向こう岸で
見学しているような佇まい(笑)

最近は拙い英語でも話し掛けるようにしている。
通じた時が嬉しいからだ

「ARE YOU OK?」
「・・・・」

風邪をひいて喉を傷めて、
全く声がでなくなっていた・・・それでも練習は休まずに
出て来ていたなんて・・・・。

「問題作」・・・“なんちゃってプログレ”と呼んでも差し支えのない、
キーボードのINOさんとドラムスのYUKIちゃんが作った
4部構成のこの曲・・・デニスに歌ってもらうことになり、
彼女が歌詞と歌メロを考えて来た・・・相変わらず仕事が早い!

「CAN YOU SING?」
「・・・YES・・・」声を出すのも苦しそうだ。

彼女のそばに立って、口元に耳を近づけて、
彼女のメロと歌詞を聞く。
彼女の手書きの歌詞カードにはこうタイトルが記されてあった

『HOW I FELT THAT DAY』

彼女のやさしいメロディと、喉を傷めた為に
かすれて少しセクシーに耳元に響く声・・・。

演奏が終わる・・・鳥肌が立った。
「問題作」は「名曲」に生まれ変わった。
4部構成のアレンジも破綻していない・・・。

練習終了後、帰り際にYUKIちゃんが教えてくれた

「この歌詞・・・もうすぐカナダへ帰る彼女が、
遠くカナダの地で、SAYTENで過ごした時間をどのように思うのかな?
って言う内容なんですよ・・・泣けるでしょ!」

そうだったんだ・・・・だから胸を刺したのか・・・
彼女の・・・歌い手の思いが純粋でストレートだから・・・。

デニスは来年の2月にカナダへ帰る。
僕達と過ごした時間もほんのわずかだ。
でも彼女は、僕達と過ごした時間をきっと懐かしむだろう・・・と
いう思いからこの歌詞が生まれたそうだ・・・。

帰りの地下鉄で、何か涙がこぼれそうになった(照笑)

FIRST LIVEはいいものにしよう!
また決意が深まった。

×××××××××××
SAYTEN FIRST LIVE!!
××××××××××××××××××××××××
『DANGEROUS MISSON 1211』

DATE:2004/12/11(SAT)
OPEN:18:00  START:18:30
BAND:twelve
    BLACK LASH
    SAYTEN
    apple juice
ADV:¥1,000
DOOR:¥1,500
PLACE:LIVE HOUSE Elevate
(JR塚本駅東へ徒歩2分)
http://sound.jp/elevate/

××××××××××××××××××××××××


 < 過去  INDEX  未来 >


れのん [MAIL] [BBS]

My追加