SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2005年03月19日(土) SAY-TEN 3RD LIVE



PM1:30 〜FAN−J twice〜



アメリカ村三角公園南西の、とあるビルの地下に
今夜のライブ会場があった。

客席に降りてみる。
成人男性の平均的背丈分の高いステージに
3階分の吹き抜け。
あとでメンバーに教えてもらって気がついたのだが、
ビルの地下駐車場内の立駐を
改造して造ったホールのようだ。
ロビーには車を納める際の
ターンテーブルがまだ残っていた。

メンバーが集まってくる。
今日は仕事の都合で、リハにはドラムスのYUKIが
参加できない。
今回ライブに誘ってくれたバンドのドラマーを
急遽代役に・・・と思っていたところでYUKI登場(爆)
代役ドラマーに丁寧にお詫びして(苦笑)、
全員揃ってのリハーサルを開始。



PM1:30 〜リハーサル〜 



新曲2曲を軽くリハーサル。
メンバー緊張してる?固さが音に出ていた。

吹き抜けの客席の、3階部にあるPA卓から
細やかな指示が出て、モニターのチェック。
そして出音のチェック。

3階部にいるPA担当者に細部まで要求することができ、
ゆっくり時間をもらって行なう事のできたリハ。

しかし、このリハが全く何の意味を持たないことが
本番で明らかになる。



PM3:00 〜HMスタジオ〜  



SAY-TENの拠点スタジオ HMスタジオにて
本番最後の練習・通しリハを行なう。
YUKIの都合がよくなったために
一時間早めて3時からスタート。

テンポだけ気をつけて、
あんまり走らないように、
あんまり前のめりにならないように。

しかし、このリハでの注意点が
全く生かされなかったことが本番で明らかになる(爆)。

練習が終わって、ロビーで一息ついていると
デニスが登場!
そう・・・今夜のライブで、2曲コーラスで参加してもらう。
彼女にとって(またSAY-TENにとって)今夜が
本当に(日本での)最後のライブになる。
練習が1時間早まった為に、彼女が参加することが
できなかったが、彼女なら本番一発勝負でも大丈夫だろう。


メンバー全員、彼女を信頼してるから。



PM6:30 〜再び会場入り〜 



会場に戻ると、ちょうど1バンド分(40分程度)押しているという事だった。
ステージでは一向に盛り上がらぬラッパーユニットが
便所の落書き以下の言葉をライムしていた。

楽屋裏でその後に控えていた、
ベテラン・ヘビーメタルバンド『Steel Emblem』さんと
お話させていただく機会に恵まれる。

その出で立ちのわりには(笑)、とても気さくで“大人な”方たち。
短い時間だったけど、楽しいひと時だった。
彼らの出番は客席に行って、(微力ながら)ステージを
盛り上げる(笑)。拳を突き上げながら。



PM8:30 〜円陣〜
 


彼らのステージもはねて、もうすぐSAY-TENの出番。
ステージ衣装に着替えたり等バタついているうちに、
一つ前のバンドのライブの終わりが近づいてきた。

ステージの裏にメンバーが集まる。
誰彼ともなく、「・・・やってみる?」って事になって、
円陣を組む(苦笑)。
・・・正直、こう言うクサい事、前からやってみたかった事なんだよね(爆)

円の真ん中で、各メンバーの両手が、
照れながら重なっていく・・・。

「・・・いいライブを!楽しくやろう!」



PM8:40 〜 ライブ 〜 



≪SET LIST≫

��DANGEROUS MISSION(インスト)
��THE THINGS CALLED LOVE 〜愛と呼ばれるもの〜 
(MC� �
��FOLLOW YOU,FOLLOW ME
��DON'T FREEZE OUT YOUR LOVE
(MC�□�デニス合流)
��NO WISH 
(メンバー紹介)
��BITTER & MESSED UP


・・・まず1曲目が始まると同時にキーボードの
異常なまでの音量がステージ上のモニターに響く。
それ以外は、何も聞こえないかのように・・・。
始めは、そのことが気になって、ステージに集中できなかった。
鳴る筈のない音から曲の構成上“鳴りえない音”まで・・・
気になって歌詞が飛ぶ。jakeもミスる。

おいおい・・・
あれだけ、丁寧にサウンドチェックしてくれたんじゃないのか?
あれは何のためのリハなんだ???

これではいけない。
YUKIのドラムのスネアの音を捕まえて、
その音だけに集中して、歌に入り込むことを考えるようにした。
自分の創った歌詞の世界に・・・。

やはり、全体的に速いテンポで、淡々と曲が進んでいった。
スタジオで、あれだけ確認しあったことが
まるっきりできなかった(爆)
アドレナリン全開状態(苦笑)。
完全な前のめり状態・・・。

ステージの上でSHINさんと目が合う。
笑っていた、楽しそうに。
そのまま見つめあいながら、ステージ上を2、3度跳ねる。

jakeはすごく絵になる佇まいで、ギターを弾いていた。
4曲目『DON'T FREEZE OUT〜』は、とてもCOOLだった。
かぶりつきで観て下さった知人の方々が、
彼のその姿をデジカメで追う。

『NO WISH』から、デニスがコーラスで合流。
ラスト『BITTER & MESSED UP』まで。
・・・SAY-TENで歌う彼女の、本当の最後の姿・・・
この連休の終わりには、カナダへ帰る・・・。
最後まで彼女はCUTEに、楽しそうに・・・。

そして、ステージが、終わった。

後日、今回のライブを観に来てくれた、
HMスタジオの店員(スタッフ)の兄ちゃんに、
ライブの感想を聞く。
ひとしきりお世辞を言ってくれた後(笑)、
『僕もスタジオにいるので、ライブハウスの音響に興味があります。
ですからホールを動き回って、音を聞き比べたんです。」

・・・ほう、それで?

『吹き抜けの底、即ち客席は、キーボードの音がやたらでかかった。
二階席は低音部がよく聞こえ、ベースがよく聞こえた。
そして一番上の3階部が、一番全体の出音のバランスがよかったんです』

・・・ってことは??

『・・・はい、PAは3階部にありますから・・』

・・・なんてことだ。
“自分の聞こえる範囲の音”しかケアしてなかったのか・・・。



PM11:00 〜打ち上げ〜 

 

今回のライブに誘ってくださったバンドと合同での打ち上げ。
総勢40名前後の大きな宴となった。

SHINさん、ピッチ速いよ・・・(笑)。
jakeもニコニコ・・・YUKI,よくしゃべるなぁ・・・(笑)。

ライブは楽しかった。
このメンバーでのライブは、本当に楽しい。

でも、単に「楽しかった」では済まされぬ、
SAY-TENのたくさんの課題を提示させられたライブでもあった。
この課題のひとつひとつを、きっちりと浮かび上がらせて
そして潰していき、精進を重ねていかないと・・・。
いつまでも同じところで、ウダウダやっててはいけない。

ビールに心地よく酔わされながら、
醒めた頭の芯では、今日の反省ばかりを唱えていた。

「あぁ・・くそぅ!今度こそ・・・今度こそ・・・きっと!」

ただただ悔しくて・・・
練習でできていた事が、全くできなかった事に・・・。


SHINさんの引き留めと、YUKIの
「うちに泊まっていけば?」との悪魔の誘いを
何とか振り切って、終電に飛び乗って家路につく。

・・・ホントは終電なんか気にせずに、
みんなと呑み明かしたいんだけれど・・・

改めて・・・
今日来てくださったすべての方々に!
客席の前にかぶりついていた方々に!
後ろの座席で見てくださった方々に!
メール等で激励してくださった(欠席届の方ももちろん!)
すべての方々に!

本当に本当に、ありがとうございました!!
SAY-TEN、次のライブはさらに頑張って、
必ず今日よりいいものをお見せできればと思います!

本当にほんとうにありがとうございました!


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