たまにはマジメな話しもありかなと。 僕は某有名メーカーのエンジニアです。理系です。 数年前から世間で流行っている社内公募制度というのが当社でも制定されました。 (うちは制度面で先端をいく感じではなく,世間の様子をみてから…という会社) 先月に最初の公募があり,それは割りと新しい事業の海外担当(駐在含む)の営業・財務管理であった。 もちろん年齢制限やTOEICの点数が必要スキルであったが,経験は不問であった。 で,1次の書類審査をなぜかパスして,2次の面接試験に行ってきた。 隠密に行われた面接であった(笑)。日曜に東京で(爆)。 今現在は結果は不明だし,もう僕の作用が効く話しでもないので,違う視点から考えてみる。 なぜ海外に行きたいか?という質問があった。次の様に回答した。 「今いる部門は何十年の歴史がある。仕事を遂行するのに数名で取り組むが, 目標に向かってメンバーで仲良く・喧嘩しないで上手くやりましょう的な雰囲気がある。 切磋琢磨し,ライバル意識を持ちながら…という感じではない。 海外に行けば少数精鋭となるであろうし,文化・宗教・言語も異なる人達との仕事には きっと緊張と困難が伴う。そういった所に身を置き,どこまで出来るか可能性を見極めたい。」 自分の心をよーく見て,果たしてそうか?と思う。 海外勤務=カッコイイ という不純な動機もある。しかし怖さはナイ。 その辺が自分でもよく分からない。 失うものは特にナイが(笑),今より確実に不便となる生活に固執もない。 人間はやってみないと,そういう境遇に置かれてみないと,結局は分からない・予測できない。 「自信があるか?」と問われれば「ある」と言わせるのは, 日曜を潰して,猛暑のなか汗まみれになって空路で往復した,小さなプライドだったのか。 面接で聞かれたことは,文章で書いた内容ばかりだし,少しの補足も調べれば分かることばかり。 結局はツラ構えを見て,喋り方を聞いて,判断するんだろうな。 僕が反対の立場だったらどうかな?今回応募した僕を採用するかな? リスクはあるが,ダメだったら替わりを探せば済む事だし。迷うかな。 あまり意味ないな。こういう事を考えることは。
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