2004年12月11日(土) 隙間のこととか。
隙間をひっさびさに原稿用紙換算してみました。
いぇい。百枚越え。
現在公開部分は六十枚程度の模様。ちまちまっと公開しつつも、いつのまにやらこんなに枚数を重ねていたみたいです。そもそも、他の更新すべきものが更新できなかった時の、非常用だったはずですが。
しかし書いた時期が本当にバラバラすぎるので。やはり、三月ぐらいに一気に書き直しを迫られるのだろう。……百枚越えしてる小説に、まだまだ終わる気配のない小説にそんなことしなきゃいけないのは、苦痛な作業だが。
――何より、こんなネタで、百枚越えても終わる気配がないのって。
どうでもいいんですが。和己さんを書くときは、スガシカオの曲をかけるとノリノリになれるような気がします。別にスガシカオ好きだから和己書かなくてもかけているんですが。
「このキャラを描くときはスガシカオを聴く」という漫画家さんがいるのですが。私はそれを読んだ頃にはその気持ちが解らなかったのですが。今。非常にその気持ちが理解できます。
――そのキャラは、ナルシストで王様気質な美形キャラだった。(そんなヒトコトでまとめれるような単純キャラではないが)
別に。
和己は、ナルシストでも王様気質でもないし、むしろただの不幸気質なんですが。
でも、スガシカオ気質だと思うんだ(何)。
「秘密」とか聞いていると、和己の曲だと思います(スガシカオに失礼)(他の話で使ったけどな……)。
スガシカオの曲はハイライトだけならコチラで聴けます。私のパソ子だとRealplayer開いただけで固まって再起不能に陥りましたが(Mediaplayerなら平気でした)(そもそも、パソコンラックのプリンタ置き場にコンポ乗せてて、そこで既にスガシカオを回しているのだから聴く必要もなかったはずなのに)。最近のアルバム三作は聴けるみたいです。親切設計だ……。(私は夜空ノ向コウしか知らなかったのに、ジャケ買いしてスガシカオを知った人だ)
そんなわけで最近和己を書くのがひっじょーに楽しいです。
別に。春人を書いているときもひっじょーに楽しかったと思うんですけど。奴は楽だし。
でも、一ヶ月ぐらい経ってから読み返すと、これ楽しんじゃマズイだろという代物だと思いました。今、書いている部分もいずれそう思うんでしょう……。
本日、本屋さんに行ってきた。
新しい店。私が普段愛用している本屋チェーンの新店舗。
文庫や漫画は既存の店の方が在庫多かったのですが、文芸書や資料になりそうな本のバラエティは新店の方が多かった。
なので、何だか目に付いてしまったこれを買ってしまった。
「奴隷商人ソニエ」
せ。積読が。積読が増えていく……!
しかも、読むと眠気が襲いそうだ。でも、読んでみたかった……!
漫画の「crossroad」というものも新刊が出ていたので購入して。ついでに、ドストエフスキーの「地下室の手記」も買おうとして、待てよ、と思いとどまりました。――なんか、俺、インテリみてえだな、と思って。奴隷商人にドストエフスキーはねえだろ、思って。いや、いつ読むんだ、と冷静に思って。
積読本は……五冊超えていると思う。無理だ。読めん。電車の中でしか読まない上に、電車で眠気に負けて寝ているじゃないか。最近、毎週、帰りは寝過ごして隣の駅に行っているぞ……。
ついでに。買った漫画が素敵だった……。ので、書いておこう。
かの「王家の紋章」が掲載されているプリンセスで連載中の少女漫画なのですが。海月志穂子という漫画家さんが書いてらっしゃいます。
どういう話かというと、血が繋がっていないのだけど、親の再婚など、いろいろあって、今になって一緒に暮らす家族の物語、なのですが。それだけ言うと、ありきたりっぽいが。
私が好みな理由は――! ていうか、四巻、まじで好みだった理由は――!
主人公と、弟が互いに惹かれあい。
だけど、家族だから。弟は身を引いて、好きじゃない女と付き合おうとし。
主人公は主人公で、弟が世界で一番大好きなのに、高校の臨時教師としてやってきた黒髪眼鏡青年(←ポイント)に惹かれていき、流れで寝ようとしてしまい。
だけど、主人公と弟は、両想いなんだ……!(ぐっ)
まさにひのの好みピンポイント集中。
ちなみに私の好みは、明らかに先生です。だって、黒髪で眼鏡で煙草吸ってるんだよ……! でも主人公が煙草の匂い嫌いって言ったら、次から飴舐めてるんだよ……! 格好よくて、いい男だと思うのに、主人公から見たら、二号さんなんだよ……!(※私の好みは、和己を見れば解るとおりだが、解りやすい)
優しい人、さんくすー!
な、なんか……今日の帝王の日記は、あれです、阿川佐和子さんのエッセイだかなんだかに似てると思いました……(檀ふみさんでも可)
ごめんよ……。両方とも読んだことないよ……。
少し読んでみたくなったが、前述で積読たまっていると書いたとおり、無理だ……。いろいろ、読んでみたいとは思いつつ。結局、知ってる作家ばかり読んで新規開拓をめったにしない私であった……。
