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2004年12月21日(火) ブラウザのことと昨日のボツ文

 昨日、ぶら。どーなつPも、私のパソ子では受け付けてくれなくなったので(なんでだ。ぶら。とTerapad同時起動しかしてないのになんでだ。ウィルスバスターが重いのか?)、Operaをついついダウンロードしてしまいました。
 軽い。軽いです。ぶら。とマウスジェスチャーを同じにすれば使いこなせる!
 ――と一瞬思ったんですが。




 俺のページが崩れている……_| ̄|○




 なんで。指定入れてないのに、INDEXページが右寄せになっているんだ。TABLEごとに位置指定をしなければだめなのか。 TABLEごとに文字サイズ指定入れなければだめなのか。
 もう。非常にめんどくさいことに気づいて、結局、今、ぶら。(Ver47。現在49だが、49にしてから非常に不安定だったため、Eさんの助言に従いバージョンダウンした)で入力しています。
 でも、Operaは非常に魅力的です。今も、クイック起動のところに入っています。
 今度なんとかカスタマイズしようかなぁと思います。しかし、そうなったら、ただでさえ、私の中で需要の低かったどーなつは、さらに需要が低く……(でもネスケなんてもっと見ねえしな。ちなみにネスケで見る方が極悪サイトである。Operaなら、まだ見られるだけましである)(直せよ)(いや……文字サイズを中にしていただかなければいいんだけど……)。


 IE単体で使うことは、もうなさそうだ……。会社でも実際のところタブブラウザ入れたくてたまらんです。
 いつかマイパソもらえたらカスタマイズしようと目論んでいます。くれねえかな、マイパソ。女は無理か。そういう会社だ。しかたねえ(まあそんな働いてないしな)。




 で。
 昨日、文章を書いていたんです。
 ほら。あれですよ。
 もう少しでクリスマスだし。
 ときどきね。
 病気のように書きたくなるのです。
 バカプルを。
 というわけで、着手してみた。構想、昨日一日。
 だが――大きな問題が私の前に立ちはだかったのである。


 以下、昨日書いた文章(注。けっこう長い)


******


 どこか遠くから昔から耳に馴染んだ曲が聞こえてくる。馴染みすぎて耳にタコ。うざい。いろんな曲が混じりすぎ。音楽っていうのはな。混ざったらだめだろ。作曲者冒涜だろ。だから、どの店も同じ曲を流すべきだと思うんだ。例えばスーパーに行って、他の売り場ではそのスーパー独自のださいテーマソングが流れているのに、魚売り場ではいまだにおさかな天国が流れている、このミスマッチ具合。いや、ださいテーマソングに今更おさかな天国という組み合わせがいけないのかもしれんが。
 いや、この場ではそれじゃない。地下街の片隅。いたるところでクリスマスソング。しかして、どうして、店によって流すクリスマスソングを変えるんだ? いや、待て、この店、ラストクリスマスって、めっちゃカップルいるのに、そんな馬鹿な。でもって、隣のこの店、
「ジングルベルって何だ」
 思わずあたしは毒づいた。
 なのに、隣を歩く和己くんがまじめーに答える。
「ジングルはjingleで動詞。名詞もあるかな。そりなんかが鈴を鳴らして進む有様、というか――ニュアンスとしては、そんな感じ。そんなイメージ湧かせて。そんなイメージから起こる意味がjingle」
「……で?」
 あたしはジト目で和己くんを見上げた。和己くんは手に持っていた紙袋を抱えなおして、下にずれた眼鏡を直す。
「で。ジングルベルというのは、そりの鈴という意味なんだ。……でも、まぁ、英語のニュアンスで理解するべきじゃないかと思うんだけど、俺はいつもね。英語は英語、日本語は日本語。訳すとニュアンス、変わらない?」
「英検一級男に言われたくない!」
「受けたら取れちゃったんだけ。それは俺の不可抗力?」
「さりげに自慢か!」
「別に。いや、だから、取れただけ」
「じーまーんーだーっ!」
 ばたばたばたって、手を振ったら、歩く人にぶつかった。うぁ、睨まれた。和己くんがあたしのコートのフードを引っ張って、地下街の縁っこに連れていく。和己くんはあたしを見下ろしてあっからさまにため息をついた。思わず半眼で睨む。
「何、それ」
「いや。春人。いつも、大変だなと」
「大変じゃないもん」
「あすかちゃんと買い物って、疲れる」
「そう? そうかなぁ? あたし、平気だよ?」
 と、体を傾けて和己くんを覗き込んだ。和己くんは首を横に振った。
「そりゃあすかちゃんまで疲れていたら、散々な買い物じゃない」
 どかっと和己くんは壁に体を預ける。その仕草が、また疲労感を醸し出して。――おい。やりすぎじゃねえか? あたし、頬を膨らませてしまった。あたしのおでこを和己くんがグーで軽く小突く。
「膨れない。……まぁ、楽しかったから。これで、伊津ちゃんが喜ぶかどうかは別として」
 大丈夫だよ、とあたしは和己くんの持っている包みを両手で上から押さえつけた。そんでも和己くんはびくともしなかったけど。
「いづちゃん、着てくれるよぅ」
「……自分の誕生日に、そこまでサービスするもん? ねえ、あすかちゃんなら?」
 自分の誕生日に、ミニスカサンタコスチュームだとぅ? 考えるまでもない。
「やるわけない。それに行かないし。でも、いづちゃんには言っておいてー。おめでとって」
「言っておくけど……やだな、殴られるの、俺だけじゃないか……」
 言って和己くんはげっそりと落ち込んだ。むぅ。今日の和己くん、綺麗な顔して、どうも落ち込んだ顔しかしない。よし、ぱっと明るくさせてあげよう! あたしはくるっと一回転してみた。意味? ない!
「ねえねえ、和己くん、珍しく彼女いないよね。クリスマスなのに。万年誰か女ひっかけてんのに!」
 ――あれ。失敗。和己くんの表情がさらに落ち込んじゃった。
「別に。俺が、いちいちひっかけてるみたいな言い方……」
「違うの?」
「違わなくはない……かもしれないけど、人聞き悪いからやめて。別に。クリスマスだし、別れたんだよ」
「何、それ。変なの」
「いや、だって、出費かさむじゃない」
 あたし、余計に半眼になった。
「けちんぼかずみん……」
「変なあだ名やめて。……疲れる。まじ疲れる。春人、大尊敬」
「大尊敬じゃないもん! いいもん、別に、かずみんが彼氏じゃないもん、春人に会いに行くもん!」
「あ、もう、春人来る頃じゃない?」
 言われて携帯の時計を見た。
「あー!」
 ぎゃー。もう、新幹線到着時刻だ! つーか、過ぎてる!
 和己くんがため息をこぼす。
「ほら。騒いでいるから。最愛の春人がせっかく帰ってくるっていうのに」
「行かなきゃ! 最愛じゃないもん! いづちゃんによろしこー! イブクリー!」
「違う、メリクリだから」
「えーと、じゃなくてー、いづクリー!」
「伊津ちゃんは、クリじゃなくて、ハピバだし」
「いーじゃん、どっちでもいいよ! えーと、えーと、新幹線って、どっち?」
 きょろきょろしてみた。くっそぅ、入り組み地下街迷路め。奥地に来てしまったから、よくわからん。あっちか? あっちの方角か? あたし、方向感覚はばっちりのはずだ!
「うん、そう、そっち。早く行ってあげなよ。……会いたかったんでしょ?」
 あたしは言われたとおりに新幹線口の方角に走ろうとして。でも、振り返って和己くんを見た。
「――うんっ」
 和己くんはようやく笑った。
「素直が一番。メリークリスマス」
 あたしは和己くんにぶんぶん腕を振って、走り始めた。くそぅ。メリクリ地下街め。人、多すぎ。よし、このあたしの鍛え上げた足で、障害物避けてみせよう。だって、その先、春人がいる!
 だって、だって、会いたかったんだし。会えなかったんだし。一緒にいたいんだし。そのためなら、全速力、だ!
 久々に会うんだから。そのために溜めてたエネルギー、全部、放出、だ!
 無駄に階段の手前でジャンプしてみた。そしたら、溜めてたエネルギーがちょこっと逃げていった。
 ――く。こんな喜んでるあたしが、すっげえ馬鹿みたいで、すっげえ嫌だ。でも、嬉しい。変なの。
 きっと、久しぶりに春人に会うからだ。




 春人はもう新幹線の改札を出てすぐ手前の柱にもたれていた。あたしがぱたぱた駆け寄っていくと、みるみる表情が溶けていって――いや、なんか、でれでれして、みるみるうちに格好悪くなっていった気がするけど、気のせいか、これ。まぁいいか。別に。
 あたしが春人の手前でストップすると、春人は腕を広げた。
「何、これ?」
「再会の抱擁」
「いらん」
 べし、と足で蹴る。それがなんかツボ? にヒットしたらしくって、春人は膝を折ってうずくまった。大げさな。いやでも、昔の古傷って確か膝じゃなかったっけ。まぁいいか。古いし。
 春人は涙目で見上げてくる。
「お前……最低な彼女だな……この……」
「だって、春人が変なことするんだもん。痛かった?」
 なでなでしてみる。そしたら春人、気持ちよさそうにしてから、すっくと立ち上がった。そんで、いいって言ってもいないのに、ぎゅーっとあたしを抱きしめる。げ。人多いのに。ここ、JRコンコースだぞ。めっちゃ人いる。でも、まぁいいか。メリクリだし。他にもそゆ人、多いしな。なんか悟っちゃったあたしは春人の胸に顔を押し付けてみた。春人のコートにファンデ付いても知ったこっちゃない。だって、あたし、あったかい。だから、いいや。別に。
「久しぶり」
 春人が囁く。うん。久しぶりだ。目を閉じる。春人の匂い。慣れてるのか、慣れていないのか。よく解らない。でも、とりあえず、心地いい。
 でも、あんまりぎゅーってされているから。
「春人。苦しい」
「えっ!? あっ!? ごめっ!」
 ぱっと春人が離れる。離れたすぐ先の顔が、真っ赤だ。なんだか笑えてきた。あたしはくすくす笑って。そしたら春人が真っ赤な顔を今度は膨らませて。
「あーすーかー」
 ってあたしの名前を呼ぶ。あたしは笑って、春人のコートをつかんだ。
「おかー」




******



 お前は電波か。









 と、作者自ら主張したくなるほどだが、ここに至るまで気づかなかった辺り、私も電波かもしれない。
 ――こんなの。小説じゃネエヨ……_| ̄|○
 この子一人称でうまくいくわけねえじゃんかよ。いや、前も書いてるけど。春人が恋しくなりました。
 何にも描写してくれねえ。自分の思うがままを全て語っていく。ひどい。ひどすぎる。
 ――というわけであっけなく没りました。
 しかし何であすか一人称にしたかって、メリクリハピバないづちゃんへのプレゼントをあすかと和己二人で買うシーンを付属したかっただけであった。――いづちゃんたって、あすかの大学の友人だから、ぼくにちには登場してないのに……(無駄なことばっか考えてる私だ)。
 だけど。書いていて思ったけど。
 ――あすかって、かなり計算してるような気がする……。

 もしかすると春人一人称で再チャレンジするかもしれません。が。
 ――でも今の私はそれよりドラクエやりたい(何)。







 優しい人ー! さんくすー!


 |д`) 和己くんノ\ァノ\ァ <隙間感想

 待て、あなた誰だ!!!((((((;゚Д゚))))))
 しかし、あの話の全てを要約したヒトコトであった……(笑)。私感心したよ。これから、この話をあらすじはこれでいきます!
 |Д`) ハァハァ       (←和己)
 …………_| ̄|○



 ちなみにこんにゃくの黒いツブツブはひじきです(豆知識)

 ( ・∀・)ノシ∩へぇ〜へぇ〜
 いや。ほんきで。へぇーと思ったんですよ。この顔文字じゃバカにしてるみたいだけど! ほんきで!




一言ございましたら。

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