++今日の塩梅++
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どうして食べることから解放されないのだろう。
どうして食べなければ夜、眠れないのだろう。
23:00くらいにいつも眠剤を飲む。8錠。決して少ないとは言えない量だ。
しかしその時から私の悶々とした時間が始まる。
家族がみな眠ってしまうのが25:00くらい。
「過食するなら今だよ」
「今なら誰にも邪魔されずに好きなモノが好きなだけ食べられるよ」
もうひとりの私が出てきて耳元でそっとささやくんだ。
片割れの私はお布団にもぐって本とか読んでる。
だけど心はそぞろ、本なんて文字を追いかけているだけだ。
ただ時間が経つのを待っている。
25:00になって、みなが寝静まるのを待っている。
耳元でささやかれる誘惑にもはや降伏、服従。
サルトルだっけ。
たとえそれが受け入れがたい現実でも、それを選択しているのは 自分以外の何者でもないのだ、とゆーようなことを言ったのは。
フロイトだっけ。
自我にとっての悪夢とは、潜在思考にとっては願望夢だとゆーよーな ことを言ったのは。
ただ実感できるのは唯一、ここにある釈然としない「自由」!
さあ25:00になった。
思いっきり「自由」を満喫しよう。
食って食って食いまくって、そして全部吐いちゃおう。
「どうして食べることから解放されないのだろう」?
「どうして食べなければ夜、眠れないのだろう」?
ちゃんちゃら可笑しい。
私はそれを選択しているんだ。
私の潜在思考はそれを求めて止まないんだ。
今の私にはそれしか無い。
それしか無い。
そしてそれを支えに、なんとかかんとか、生きてゆくしかない。
情けなくても、見苦しくても、汚くても、ブザマでも。
それが、今の私にとっての「自由」なんだから。
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