++今日の塩梅++
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2006年07月07日(金) |
WORK → LIFE |
雨がざあざあ降っている。
今日は“お仕事”だった。 2年くらい前から“お客さん”してくれてるヒト(Kさんと呼ぶことにします)と。 ドタキャン何回も繰り返したし、寝込んじゃって連絡取れなくなるし、もう取り敢えずホント申し訳ないことばかりしてるのに、全然優しい。 その優しさが私にしなくてもいいことをさせた。 って言うとKさんのせいみたいだな。 違うよ。 優しさに甘えることを選んだのは私だよ。
「私、心の病気なんですよね」なんちて、言ってしまった。
「欝なんですよね」なんちて。
そしたらKさんは、「僕の同僚のヤツで、欝で心療内科通ってるのが居るんだ」って。 そんで「完治させなきゃって思うんじゃなくて、病気とうまく折り合いつけることがきっと良い状態を生むんじゃないかな」って。 あんたカウンセラーですか?!レベルに巧みに話しを聞いてくれて。
私はモノで居るつもりだった。 “お仕事”でセックスしてる時は、私はココロを持たないで居るつもりだった。
ってゆーよりモノになりたかった。 ココロを持って居たくなかった。
でも。 私はモノじゃなかった。人間だった。生きてた。そんで、ココロを持っていた。
ってことにKさんと別れて帰宅し、自分の部屋に入ったとき、気付いた。
混乱した。
紙幣プラスちょっとした相手への気遣いみたいなもので関係が成り立っていると思ってたし、そうしてるつもりだった。 ココロの部分なんてお互い語る必要ない。 ってより語っちゃダメだ。
「割り切ったお付き合い」って、誰が考えた言葉だ? なにを「割り切る」んだ?
いやもちろんココロでしょ。
だからダメじゃん! 語っちゃダメじゃん!
ココロ持ったら現実が見える。 自分は人間なんだって、生きてるんだって、気付いちゃう。
見えちゃったり気付いちゃったりしたら、向き合わなくちゃいけないじゃない。
うわー! うわー!
部屋で私は10分間くらいずっと立ってた。ぼーっと立ってた。
その時はまだ、雨は降っていなかった。夕暮れの紅時。
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