++今日の塩梅++
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ニュース番組を見ていて泣くことが、多い。 いや、別にニュース云々に関わらず、私は涙もろいのだが。 でも。
あり得ねーだろ!
っつーニュースを見てると、悔しくて、悲しくて、泣けてくる。
例えばこんなニュースに。
私の生まれ育ったF岡県の北Q州市で、50代の男性が孤独死した。 その男性は生活保護を受けていたがそれを辞退、結果餓死してしまった。
「おにぎりたべたい」
そう日記に書き記して死んでいった、例の事件だ。
北Q州市は、生活保護の申請率が全国で最下位だそうだ。 その背景には、この街がかつて炭鉱の街であったが、炭鉱が閉鎖され失業者が激増、その人々がいわゆるヤクザになって組織化してゆくのを防ぐために生活保護の申請を役所が渋った、とゆーモノがある。
実際、北Q州市にはヤクザが多い。
この炭鉱町の雰囲気は、リリー・フランキーさんの「東京タワー」を読むか、映画を見るかすると超リアルに分かります。 ※ドラマはイカンです、全然イカンです※
「米くいたい」って。 「おいぎりたべたい」って。
そう切望しながら意識すら遠退いて死んでゆく。
2007年のこの、今の現代でだよ?
この飽食の時代にだよ?
それなら飲食店のゴミ箱でも漁って食い物くらい拾って食べろよとかゆー発想もあるがそれとこれとは別問題だ。
「本人が生活保護を辞退した」って役所の福祉課のヒト言ってるけどね、そんなの半強制的にやらせたに決まってんじゃねーか。 「少しでも働けるなら働いて自立しろ」って、それが出来ない状況であることは、結果的に皮肉にもその男性が亡くなるという事実で証明された。 なにより申請率が全国最下位(15.8%)ってことは、それが受理されるパーセンテージはもっと低いとゆーことだ。
あり得ねーんだよ!
悔しいです。 悔しいし、悲しいです。
私には何が出来るんだろう。
こんな事件の起こった現状を変えたいと思いながら、何も出来ない、いや、していない、自分がとてつもなく情けない。
けれど現状に疑問を持つこと、怒りを持つことを、止めてはならないと思う。
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