今からもう3年前、授業で富士山に登りました。初めての富士登山はそれなりにキツいものはあったけど、もう一度登りたいと思う気持ちの方が強く残りました。
今年も山開きの時期が来て、夜になると吉田の駅からでも登山道に灯りが灯るのが見えるようになりました。チラチラと揺れながら光るその様は、なんだか懐古的で綺麗です。 揺れると言っても、例えば星のような輝きとは違って、それはあくまで人工物の光。でも決して便利とは言えない環境の中での生活の必需品と言うか、唯一の標(しるべ)のような存在であるせいか… 何となく、懐かしい感じに近いんです。
あの光を見ていると、あー、これを忘れないうちにもう一度登りたいなー、と思えてきます。 在学中にもう一度はさすがに無理だったけども、30歳になる前にもう一度行きたいなあと思ったりするのです。
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