たとふれば こころはきみに よりながら

2004年07月19日(月) ロングヘア

(本当の記載日は、7月20日)

 このコーナーは、日記を利用しているんだけど、過去日記も記入が可能なので、書いてみることにした。「つれづれ」コーナーは、本来なら、「エッセイ」と銘打ちたかったけど、そんな立派なものは到底書けないので。(笑)

 さて、今回のお題は、「ロングヘア」。

 長い髪って、好みもあるけど、わたしは好きだ。
 「歌姫」なんて言うと、長い髪でいてほしい気がする。
 歌うたうのに、髪の長さなんてホントは関係ないし、髪の短い「歌姫」だっているだろう。
 でも、わたしのイメージは、「歌姫」=「ロングヘア」。
 その独断的なイメージからすれば、中島みゆきやCoccoはぴったりだ。
 髪だけが「歌姫」を感じる要素ではないけどね。この2人。
 Coccoが、長い髪をほしいと思った理由はおもしろい。(今は略。またどこかで語りましょう。)

 閑話休題。
 歌姫談義はさておき。

 わたしは小さい頃、髪が長かった。
 で、その頃の写真をものごころついた頃みて、自分でかわいいと思った(笑)。
 でも、幼稚園の頃、先生がたしか家庭訪問で、短い髪のほうがいい、と言った。
 理由は「活動するのにじゃまになる」
 今、思えば、「そんなことよく言うなー。どんな髪だろうと自由だろ!」と思うんだけど、当時は、親に切られてしまった。いやともいえず。。でも、とてもいやだったのは、よく覚えてる。
 それからのわたしは、かわいくなかった。
 まぁ、今思えば、別に髪が長かろうと、短かろうとたいしたことなかったんだと思うが、結構、容姿コンプレックスの強かったわたしは、「あの時、髪を切られなかったら・・・。」なんて思ってた時期もあった。
 今、思えば笑っちゃうけど、子どもって、何を考え出すかわかんないよねぇ。

 再び髪を伸ばすことができたのは、高校生の頃。
 いくらがんばってブローしても、くせがつかないほどのストレートだった。
 「髪だけはきれい。」
 それは、密かな自慢だった。口には出さないけど。
 で、その髪をきれいだと愛でてほしかった。
 誰に?
 それは、好きな人に!(大爆笑)
 これも今だから笑っちゃうけど、大真面目だった。
 そんな多感な時期?(まだ笑ってしまう)だったから、髪を切るなんて時は、それなりの感傷・思い入れがあった。
 古典の時間に出てきた「源氏物語」で、女の人が世をはかなんで尼になるとき、髪を短くして仏門に入る・・・そういうエピソードになんかひっかかったりして。
 髪を切るときは、失恋に限らず、なにかをすぱーっと思い切りたい時だったな。

 それ以降は、伸ばしたり切ったり、あまりそれについての思い入れはなかった。
 「そろそろ伸ばしてみようかな〜。」
 「痛んだから、切っちゃおう〜。」
 ただ、ステージに立つときは、「ほんとは長いのがいいなー。」と思ってたり、あと結婚式の時に、もう少し長かったらよかったな。なんてことは思った。
 ここぞ!というときは、自分の長い髪でアレンジしたいのだ。

 そして、ちび(兄)出産にむけて、手入れできない〜ということで、短くしてしまった。それ以降、特別なことはしないつもりだった。
 しかーしっ。
 時代はめぐるのである?
 なぜか、長い髪にこだわってみたくなった。
 ちび(弟)出産の前は、もう短くしなかった。あえて、長いまま残してみた。
 この長い髪にこめる思い入れは、今何だろう?
 恋するわけでもなし。
 ステージに立つチャンスがあるわけでもなし。

 長い髪なら「女らしい」というわけでもないが、なんとなく「おんなっ気」を取り戻したいのだろう。
 それと、見果てぬ「歌姫」への夢を見てるのかもしれない。
 それなら、髪にこだわるより、pianoでも練習しろよっ!(自爆)


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