なんとなくテレビを回してたら、海外に行く伝統芸能ということで、久々に萬斎さんがでてました。 「お。棒縛りやってる〜」なんて呑気に見てたんですけど、考えてみればスゴイ人なんだな〜と改めて思いました。能狂言の舞台と普通の舞台はやっぱり違うんですよね。初めて能楽堂に行った時こういうところでは客電が落ちないんだということにびっくりしたんですけど、照明やセットに凝った狂言というスタイルも萬斎さんはやってるんですよね。 まあこれも萬斎さんの舞台をいろいろ見に行ったからこそわかることなんだけれど。 その中の「まちがいの狂言」を取り上げていました。 これはシェークスピアの「まちがいの喜劇」の狂言版なのですが、ややこしや〜ややこしや〜のフレーズの方が馴染みがあるかしらね。 (なんか、NHKのにほんごであそぼのDVDが出てるんだよね。買ってない〜) イギリスでやってきて(2001年)凱旋公演をしたのが2002年だから2年前か。 それを来年北米ツアーで持っていくと…? そう言ってませんでしたかね〜? 今年アテネに「オイディプス王」持って行ってさんざん酷評(…苦笑)されたらしいのですが、今回はもともとの狂言のstyleだからまだいいのでは? って、知らなかったわよ、そんな話。
そんな萬斎さんを見てて、思ったことが一つ。 先日の台風で厳島神社にかなりの被害がありましたね。 毎年10月に厳島神社で行われる「宮島狂言」今年は中止なのかと思ったら、もし厳島神社の能舞台が使えない時には場所を替えて公演…だそうです。 まだやれるチャンスあり? 薪能って雰囲気も楽しめるものだから能舞台じゃないと残念な気持ちになるよね。せっかく広島まで行くんだから(って私は行かないですよ) 日比谷の薪能が雨だったら日比谷公会堂っていう感じの寂しさがありますね〜
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