| 2005年07月30日(土) |
「亡国のイージス」初日舞台挨拶 |
初日舞台挨拶に行ってきました。
映画自体は2時間でうまくまとめたなっていう感じでした。 実際いろいろと考えさせられることはいっぱいで…。 ただ俳優の力量には驚かされたりしてきました。主役だけじゃなくすべての役者が揃った感じ。どの役の人も良かった。 個人的にはこの人削っても良いんじゃない?とかこの人削っちゃまずいだろ???っていうのもありましたけどね。 とりあえず、1回いっとけ(笑) 1回見て疑問が出来たら原作読んで、もう1回って感じ。 (疑問が出来たら、じゃなくて原作読んでなかったら疑問だらけだと思うけど。削った場所が悪いのか…削らなかったところが悪いのか…) まあ、あっさりとした最後でしたけど、私たち自身に「あなたならどうしますか?」と問いかけられているようであるので、単に楽しかったとか良かったとかで終わるような作品ではないんですが。
で、舞台挨拶のほうに…。 今日の出席者は真田広之、佐藤浩市、中井貴一、寺尾聰、勝地涼、監督と原作者の7名。並んだ姿で真田さん一番身長が低かった…(まあそれはおいといて) 下手の一番前の扉から入ってくると予測して下手の席を選んだんだけど、大正解でした。
で、舞台挨拶。 これがとにかくおもしろかった。 挨拶の順番は真田→寺尾→佐藤→勝地→中井→福井(原作)→阪本(監督)
真田「100人の人に勧めてください。…イージスか?」 その一言で両脇に居た佐藤&中井が同時に1mぐらい後ろに引く…。 寺尾「悪いのは私です」と謝る…。 それを受けて、 中井「本当に悪いのは私です」と笑う。 中井さんはその後のトークでも「今まで役名ははっきり言えませんでした。これからはちゃんと公表して生きていけます。真田さんのように100人とは言いません。5,6人でいいので薦めてください…イージスか?」 直後真田さんから手で突込みが入ったりして。 いつも思うけど中井さんのトークはおもしろすぎ。 監督の「気に入らなかったら見たこと自体忘れてください。大ヒットしたらまた監督の仕事が出来るので見に来てください」 っていうのもあった。 勝地くんはもう気の毒なくらい緊張してた…。 結局のところみんな又見に来てね。ってことなんだけど。
カメラ撮影もものすごくたくさん入ってました。スチール撮影は出演者が客席に下りて撮影だったのですが、このときの掛け声も「イージス」でした。しかも真田さんがお客さんと一緒に…。その後、 真田「出演者でイージスって誰も言ってくれなったよ」と一言。 最後に真田さんの挨拶がもう1度あって、「持って帰ったお土産を皆さんで少し話してもらえれば」みたいな挨拶がありました。
目の前とはいえ今回の下手の席は、映画を見るにはキツカッタ。 冷房も強くて寒かったし。途中で首が痛くなってきてツラカッタ…。
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