膨れていく - 2004年07月19日(月) あなたに私の何が分かるって言うのよ? --- 眠い。 親族が集まりみなで食事に行く。 なんか大勢だった。 次にみんなが集まる時は、 祖父か祖母の葬式だろう。 その後友人から連絡があり、 今夜撮影予定の映像の女優さんにドタキャンされた為、 急きょ代役を頼まれる。 従兄弟も来ていることだし、断ろうと思ったが、 「レインボーブリッヂが見えるところで撮影する」という言葉につられ、 引受けることにした。 設定は別れ話をしているカップルで、 私は自分にしつこく付きまとう男にビンタして きつーく別れを突き付ける役だ。 ロケ地は恋人集う春海埠頭の公園で、 相手役のビンタされる男性は5歳も年上のオニーサンだった。 彼は会った瞬間に「うわービンタいたそうな子だなー!」と叫び、 私は移動の車の中でこれ見よがしにビンタの素振りをした。 もちろん撮影時は本気でやったし、 10テイク分くらいやったので最後の1テイクには、 彼の頬は赤く腫れ上がっていた。 しかし、それよりも腫れているのは、私の腕だった。 別れ話の最初のシーンで、ふたりがややもみ合うシーンがある。 男は私の腕を掴み、私は男の腕を振りほどこうとする。 で、多分ふつーの男性に掴まれてもそんなに痛すぎることは無いと思うのだが、 彼は本気で私の腕を掴み、 しかも昔器械体操をやっていたようなので、 鉄棒握るみたいにグッと腕を掴まれ、 リハーサルが終わる頃には私の左腕は完全に脈打ち、 赤く腫れて、熱を持っていた。 今現在、タイピングしている左腕は、 赤く腫れて内出血している。しかも指型。 軽く家庭内暴力を受けた子供のようだ。 明日従兄弟に見られたらなんて言おう。 血が固まっているのが触っただけで分かる。 正直言うとめちゃめちゃ痛い。 半端ない。痛いなんてもんじゃない。しびれてる。え?まずいって? 大丈夫。中学生の頃は、剣道で毎日腕を腫れ上がらせていました。 撮影の帰り、生まれて初めて、 背脂がギットリと浮いている豚骨らーめんを食べる。 しかも立ち食い。 お恥ずかしながら、立ち食いのお店も初めて。 食べきれられなくて、悪いので濁ったスープの見えないところに 麺を隠した。 日本人の生活習慣病の根源を見た気がした。 素晴らしい。 生活習慣病は"おいしい"から始まるのだ。 ...
|
|