semi-sweet-chocolate

 

 

プレゼンテーションをあなたに - 2004年08月08日(日)

手に握るはダイアモンド。


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ちょっとだけ火傷した。
脚にみそ汁ぶちまけた。
正確に言うとみそ汁ぶちまけちまったのは祖母だが、
思い切り、私の脚に来て下さいました。
でもかかったのは少しなので大丈夫です。
今包帯と冷却剤をまいて冷やしています。
祖母は言いました、
「軽く済んで良かった、跡に残る程だったらお前のお母さん(自分の娘)
 に慰謝料とられるとこだったよ」と。
え?慰謝料?自分の母親に?
年老いた母親に慰謝料とるか?自分の娘の為に?
大げさだよあきこさん(祖母の名前)。
と笑える話だが、
ウチの母親は自分の娘に何かあったら、
本当に祖母から慰謝料ふんだくる勢いで親バカだ。

新しいワイシャツをどうしても購入したい
(正確に言うと購入する必要がある)のだが、
八丈島の前金や交通費がかさんでいて、
ワイシャツ一枚購入するのも難しい。
そこでこういう時は親に出世払いと称して前借りするのが一番有効なので、
思いきって母親にお願いのメールをした。
今までは「オ金ナイヨ私ー、諭吉ニ会イタイヨ、振リ込ムヨアナタ」
と適当に同情をかう(ただのフィリピン訛りじゃん)メールで終わっていたが、
さすがにもうすぐ22歳のぞろ目だし、
少々プレゼンして納得させてから借りようと思ったのだ。
そこでメールにどうしても必要な理由と、
今現在その理由の為に自分がどのような努力をしており、
どのような意気込みでのぞんでいるかを明記し、
飽くまで前借りであるという事を書いて送った。
するとさっらと
「いいよ、いくら振り込めばいいの?」と返信があり、
こちらも
「ワイシャツ一枚だし、バーゲンもやってるから5000円くらいあれば」
と返した。加もなく、不加もない値段だと思って5000円。
それからの母の返事が凄かった。
「じゃあ明日3万円振り込んでおくね。」
え?3万?さっき5000円って書いたでしょ?
母の携帯と私の携帯を結ぶメールセンターに何か不具合でも起きたのだろうか?
と一瞬疑った。
どうやって解釈したら5000が30000になるのだろう。
3万円借りるのはいいが、今借りたら返せなくなるのも目に見えている。
っていうかワイシャツ一枚3万円は今の私には高すぎる買い物だ。
多分親心で心配して3万円に増額してしまったのだろうが、
あそこまでプレゼンしてそれなりに筋を立てたのだから、
もうちょっと大人に扱ってほしい。
(そもそも金借りるなって話だけどね)
金額をこちらから訂正して、
「足りなかったらまたその時にお願いするから」ということにした。
そして母からのメール。
「わかった。明日5000円振り込むね、千寿(インコ)からのプレゼントってことで。」
…うちの鳥はいつからこんな金持ちになったのだろう。
適当なタイミング見計らって返さないと面倒くさそうだ。
しかし、インコにプレゼントされる設定を使われるとは、
私も多分、かなり馬鹿にされている気が…。


...



 

 

 

 

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