限定鼓動

2004年12月06日(月) no titled

我侭ばかりを云っている
死にたいだとか消えたいだとか
選んで望んで生まれた訳では無いにしろ
もう此処で生きてしまっているのに

死にたければ幾らでも

飛び降りる場所も沈む場所も
鼓動を止めるナイフも呼吸を止める薬も
踏み切れば最後
何でも手に入る場所に居る

苛む日常も
煩わしい声も
嫌悪する温もりも

それを
振り払える術も

独り冷めていく部屋だって、既に


此処に。


+ + + + +



逢いたい

どんな表情して笑うのか。

何か、傍に居る友達より

親しい気がしちゃうよ。

何も知らないのにね。

ねぇ。

私の大好きな真冬の空の下

見知らぬ雑踏の中で

逢いましょうか。



幾つも在る我侭の中から一つ。


消えたいなんて科白を

考えも出来ない位

私に笑顔をください。


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陽 [MAIL]