限定鼓動

2005年01月31日(月) no titled

退学願いをしに行ってきました。
こんな人間が、命と向き合う現場に関わるのはどうかと思って。
医療っていう現実の場所は、そんなに甘い場所じゃない。

受理してくれず、
「貴女は自分のことは大事にしないで、周囲の心配や迷惑ばかり考えてる。」
って云われました。「貴女自身の本当の気持ちじゃないと受け入れなれない」と。
親もいつの間にか来て、話に加わってましたが
あたしはあんまり覚えてません。

とりあえず、今日明日の冷却期間としてのお休みと
それでもどうしてもなら、退学にせずとも休学にすればということで
ひとりで帰って来ました。
親と先生や学科長はまだ何か話してたようですが。

良いように云ってくれても先生、あたしは唯、身勝手で我侭なだけだよ。

他人の命は重い。
道端で轢かれてる猫の命にでも切なく
途方も無い重さと、命ひとつ無くなった軽さを知ります。
只、私の命は軽い。
そう思うことしか出来ない人間が
医療に関わってはいけない。
そう教えてくれたのは、先生だったでしょうが。



腫れた瞼と腕の縫合糸が
酷く醜いのです。熱いのです。


 ≪ back  index  next ≫


陽 [MAIL]