限定鼓動

2005年07月06日(水) no titled

左手に火傷

右手首に傷痕

左腕に縫合糸

胸の中心
ずっと奥底
誰も触れられない核心
私の最期の約束



+ + +



身勝手さに嫌気が差す。
自分のこの勝手な感情。
何に苛立つのか
それさえ判らずに
苛立ちをぶつける前に
そっと消えたいと願う。

何でも話せるなんて
理想もいいとこで
結局、何もかも話してしまえるのって
自分に余り関係の無い人間だったりする。

傍に居すぎて
見えなくなるよ、いつか。

欲しかったのは何だったか
温もり?人肌?只、縋れたらいい何か?
貴方に触れて
判らなくなる。
私が貴方を愛してるのかが。
貴方が私の何を愛してくれてるのかが。

ねぇ。
何をみてるの。


苦しい
怖い
哀しい
虚しい

眼前に広がるのは空虚。
掴みようの無い、
振れる視界。

いつか
貴方を映さなくなる日が来たら−。



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陽 [MAIL]