右手首から左側の甲に掛けて、 ブルーと黒の混ざった蝶々と 犬2匹の名前と梵字を2つ。
生きていかなきゃ。
そうだ、どうせ消えない傷なら 自分で切り刻むよりも、タトゥを彫って貰えばいい。 相方が綺麗にしてくれてよかったね、と笑った。 何だろうね。 すごく哀しくて嬉しかった。
腕中に刻まれた傷は ケロイドだらけで、タトゥにもできないけど。 墨でも消えない傷は一生背負うんだ。 けどね、後悔してないんだ。 どの傷1つも。 後悔した瞬間はあっても、この傷痕を後悔はしない。
明日、死にたいかもしれない。 けど生きたいんだ。
人はそうそう変われない。 けど、あたしは死にたいけど、生きようとも思えだした。 変わらなくてもいい。 ただ、生きていよう。
アナタに約束した通り 何度、死のうとしても、生き延びてみせよう。
あたしを 見ていて。
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