アナタがあたしに話した幾つが嘘で 幾つがアナタの本音なのか あたしには理解し切れないけれど
アナタの 声を潜めた叫びのような 心が零した悲鳴のような
そんな音が 聴こえた気がした
それは勝手な思い込みで 例えばいつも強気なアナタに云っても アナタはまた 何でもないような顔をして あたしを笑い飛ばすのだろうけど
アナタを 決して理解してはあげられないけど そんな驕ったことは云えないけれど
少しは見えるよ 少しは聴こえる
だから 嘘ばかりで覆った僅かな本音を あたしに聴かせて
あたしはアナタの言葉を 聴き逃さないから
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