ぶらんこ
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寂しさや悲しみは薄れていないのに、あの子の笑顔だけが次々と浮かんできて・・・
「喪失」の悲しみはとてもとても、深い。 愛するひとを失ったひとの悲しみを理解することなど出来ない。 出来ることがあるとしたら、ただ、そのひとの心に添う(その気持ち)だけだと思う。
悲しみは長い時間をかけることによって癒される。(その時間はひとによって違うだろう) また、表面上は普通の生活を送っていても深い悲しみを抱えたままの場合もあるし、そのひと自身さえ、それに気付いていないこともあると思う。
それでも、悲しみはいつか癒される。 それは生の営みであるように思う。 魂の成り立ちであるように思う。
わたしの悲しみも、いつか癒されるだろう。 悲しみは、悲しみのなかから生まれる何かに変わり、
忘れないけれど、忘れるだろう。 痛むけれど、痛まないだろう。
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