ぶらんこ
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ケイタイを姉の家に忘れてきたらしい。 この時間までまったく気付かなかった。 うーーー明日、ちゃんと起きられるだろうか。。。
わたしのケイタイは「鳴らないケイタイ」で通っている。 自慢じゃないが、本当に「鳴らない」。 仕事で必要でなければさっさと契約を解除したいくらいだ。
それでも時々誰かが思い出したかのように電話やめーるをくれる。 そんなときは、あぁケイタイ持ってて良かったな〜。。。とにこにこ顔になる。
こころのケイタイは良く鳴る。 何曲かダウンロード(っていうの?)しているらしく、その曲によって誰からのめーるなのかわかるらしい。 ご苦労なこった。(←ちょっと羨ましい気持ちもある。)
それにしても、学校で顔を毎日合わせる連中と、なんでめーるで話さなければならないのだろう? 母ちゃんにはわからん。 どうも緊急な感じではないし。
なんでめーる?
ちまちまと何度も何度もめーるを返すこころを見ていると「続きは明日、学校でなさい」と言うことがある。 それか、いっそのこと電話で話せよ、と言うこともある。 でも、電話はしない。 あちらからも電話は来ない。 電話するほどのやりとりじゃないのだ、と言う。 じゃぁ明日にしてよ、と、母ちゃんは思う。
もちろん、ケイタイめーるがすべて良くない。とは言い難い。 でもひとつ(強く)感じるのは、きっと「距離」が取りにくくなったんだろうなぁーと、いうこと。
「いつも繋がってる」なんて、どこかで聞いたキャッチ・コピー。 でもな〜。「繋がる」って本当の意味、ちょっと違うんじゃないかなぁ〜。
「ケイタイ鳴らしてもつかまることは少ない」 くらいに思われてたほうが、かえって良いような気がする。 だからって、信頼がなくなる、ということではないのだから。 それで信頼失うくらいの仲であれば、いつかは離れてしまうもの。
まぁでもその結果が「鳴らないケイタイ」なのかもしれないけれどね!
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