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■ 昼下がりの情事
15時に待ち合わせした。 ワタシもKさんも車じゃなかったので、休日の繁華街で。
であって、とりあえずお茶でも・・・とカフェに入った。 しばらく、とりとめのない話をしてたのだけど、 ワタシはこの後、本当にホテルへ行くんだなあと思うとなんかおちつかない。 だいたい、このあたりで、どこにホテルがあるのかもわからないワタシ。 どうするのかな〜なんて思ったり。 そろそろ出ましょうか・・・ってことになり、Kさんについて歩く。 は〜 いつもよく歩いている道のちょっと入ったところに、数軒のホテルがあった。 真昼間だから、人通り多い!! ちょっと、ワタシが躊躇していたら、手を握られてささっと入ってしまった。
はあ。歩いてホテルへ入るって、本当に緊張する。 しかも、お互い、誰かに見られたら、もう・・・はあ。
部屋なんてどれでもいいやとばかりに、さっさと入って、扉を閉めるなり、 ぎゅっと抱きしめられた。 会社で、すぐ近くで話してるのに絶対に触れることのできない体を、 こんなに簡単に触れることができる。 たくさんのキスをする。髪にふれる。
先日のケンカで、なんかお互いのたまっていた不満が 爆発したみたいなところがあり、これを解消するには、 体をあわせることがよいような気がした。 せっかく、ソフトランディングしていたのに、自らそれをやぶるようなことをすることに ためらいはあったのだけど。
Kさんが、ワタシの髪をなぜながら、ゆっくり中に入ってきた。 最初すごく怖かったのだけど、体が少しづつ、感覚を思い出していくような感じだった。 Kさんの動きが少し激しくなると、それを制しながら、浅くゆっくりといってもらった。
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