後悔しない自分のために
もも



 昼下がりの情事

15時に待ち合わせした。
ワタシもKさんも車じゃなかったので、休日の繁華街で。


であって、とりあえずお茶でも・・・とカフェに入った。
しばらく、とりとめのない話をしてたのだけど、
ワタシはこの後、本当にホテルへ行くんだなあと思うとなんかおちつかない。
だいたい、このあたりで、どこにホテルがあるのかもわからないワタシ。
どうするのかな〜なんて思ったり。
そろそろ出ましょうか・・・ってことになり、Kさんについて歩く。
は〜 いつもよく歩いている道のちょっと入ったところに、数軒のホテルがあった。
真昼間だから、人通り多い!!
ちょっと、ワタシが躊躇していたら、手を握られてささっと入ってしまった。


はあ。歩いてホテルへ入るって、本当に緊張する。
しかも、お互い、誰かに見られたら、もう・・・はあ。


部屋なんてどれでもいいやとばかりに、さっさと入って、扉を閉めるなり、
ぎゅっと抱きしめられた。
会社で、すぐ近くで話してるのに絶対に触れることのできない体を、
こんなに簡単に触れることができる。
たくさんのキスをする。髪にふれる。


先日のケンカで、なんかお互いのたまっていた不満が
爆発したみたいなところがあり、これを解消するには、
体をあわせることがよいような気がした。
せっかく、ソフトランディングしていたのに、自らそれをやぶるようなことをすることに
ためらいはあったのだけど。


Kさんが、ワタシの髪をなぜながら、ゆっくり中に入ってきた。
最初すごく怖かったのだけど、体が少しづつ、感覚を思い出していくような感じだった。
Kさんの動きが少し激しくなると、それを制しながら、浅くゆっくりといってもらった。




↑押すとメッセージが変わる、エンピツ投票ボタン



心のもやもやが晴れたような気がして、また穏やかにKさんを愛せるような気がした。


ホテルを出て、ものすごく疲れていたので、お茶することもなく帰宅し、昏々と眠った。


2004年09月20日(月)
初日 最新 目次


My追加
エンピツ