2004年09月04日(土)_
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Ayuの体脂肪率は15%

通勤に利用する電車の中にて、パナソニックの新しい小型デジカメ、LUMIXの広告で「Ayu:体脂肪率15%」という表示が目に付いた。
これは、それに対して「デジカメ体脂肪率ゼロ」ということを強調したいのだろう。まぁデジカメの体脂肪率がゼロなんて当たり前なのだが、極限までスリムにしたことが、余分な大きさ・重さ(=脂肪)がないということを言いたいのだろう。
体脂肪率の平均がだいたい10%ほどのおれには、「へぇ、あのAyuでもけっこうあるんだなぁ」などと思ってしまったのだが、ちょっと調べてみたら女性の場合は体脂肪率が標準で20〜30%ほどらしいので、これでも低い方なのだろう。
おれの場合はだいたい10%が標準で、夏などにガンガン走ると8%くらいまで下がり、逆にあまり走らずに食べてばかりいると12%くらいまで上がる。
今年の3月には最大13%まで上がったときがあって、そのときはさすがに体脂肪付きすぎたからもっと走り込んで落とさないとなぁと思ったものだ。
その後すぐ事故に遭って1ヶ月ほど運動できなかったが、1ヶ月後に自転車が復活したときに11%、翌週10%、その1ヶ月後9%。その後は9〜10%ほどに落ち着いた。
夏に猛暑の中、150kmできつい峠を越えた「明神三国峠ラン」のときは今年最低の8%まで下がり、その後10%くらいまで上がるが、夏休みの猛暑の中のヒルクライム三昧のツーリング後は再び8%まで下がった。そのとき体重は53.6kg(身長178cm)。
今は10.5%で、だいたい自分の中では標準。高すぎず、低すぎず。体重(kg)÷身長(m)の2乗で計算するBMIは17くらいで、「やせ」に分類される。
体脂肪率は女性の標準が20〜30%、男性が10〜20%で、女性モデルが14%らしい。これでいくとAyuの15%は正にモデル並であっていることになる。
でも、これら「標準」というのはあくまで日頃ほとんど運動していない人も含めた「標準」であって、スポーツをしている人はこれに当てはまらないこともあるだろう。マラソン選手は5%、ボクサーは3%らしい。
自転車のプロロード選手も、体脂肪率は6%ほどと言われている。MTBクロスカントリーの選手も一流選手は勝負所のレース時には4%くらいまで落とすこともあるらしい。
自転車乗りにとって、脂肪は「重り」だ。特にヒルクライマーにとっては、重力に逆らって上っていく際に脂肪が多いと非常に負担になる。だから、ある程度低い方がいい(もちろん限度はあるが)。
自分を例にとると、標準の体重55kgと体脂肪率10%で、脂肪が5.5kg。これが体脂肪率15%になると脂肪が8.25kgとなり、3kg近く脂肪が増えることになる。
スーパーに売っている米袋などを持ってみればわかると思うが、3kgはかなりズッシリくる重さだ。それだけの「重し」を付けて坂を上るのは、10%の体と比べると、体にかかる負荷が全然違う。
自転車で坂をたくさん上るほど、長距離を走るほどに、その影響は大きくなっていく。坂を上るのが好きで、自転車でたくさん走るのが好きな自分にとって、体脂肪率が余分に増えるのは嬉しくない。
でも、今のところ「ダイエット」とは無縁の状態が続いている。自転車で定期的に走っていればだいたい今の体型を維持できるし、余計に体重や体脂肪が付くこともない。
摂取したカロリーは運動して消費するのが一番と身をもってわかっているから、「飲むだけで痩せる」などと謳っている食品などは気持ち悪くて手を出そうとも思わない。
現代人は皆、運動不足で太り気味。おれのように趣味がスポーツの人はいいが、そうでない人は運動する時間がほとんどない。だから、いかに手間暇かけいないで痩せるかを真剣に考えている。
いろいろな方法や食品が「ダイエットにいい」というような事で話題になっているが、「健康的に」体重や脂肪を落とそうとするなら、やぱり運動以外の方法はないと思う。
今のところは不満のない体型を維持しているが、これから先ずっとそれが続くかは、日頃の努力次第。ブタの体脂肪率は14%とか16%とか言われている(意外に低い!!)。とりあえずブタ以上にはなりたくないな…。
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