ぐだぐだ雑記@亮十と弓士が増えますように
2006年11月09日(木)倫理観とか認識の相違 ※グロ注意
画像とかは無いですが、結構淡々とアレな事を書いてるので駄目な人は逃げて下さい。
ちょっと珍しく真面目っぽいです。





前回やった授業の印象が物凄く頭にこびり付いてます。
ある意味(というか普通の人からすれば)グロ映像だったのですが、宗教観やら倫理観やらの相違における報道の在り方とか、そういう話の一環として視聴したのですよ。

内容ですが…えー、イルカが日本人に水揚げされて殺される映像でした。

こうやって書くと「イルカの密漁!?」とか「何て残酷なの!」みたいな反応多発しそうですが、密漁でもなんでもなく、真っ当なお仕事だそうです。
漁師さん達から見れば、漁場の魚を食い荒らしてしまうイルカは害獣なんだとか。
イルカには悪気とか無いんでしょうけど、漁師さんも生活が掛かってますし、そのままほっとけばお魚が獲れなくなっちゃいますんでバサッと殺っちゃいます。



で、殺っちゃった後のイルカの行方ですが。

食べちゃうそうです。

静岡の一部では普通に食材らしいのですが…感覚としては鯨の缶詰とかと一緒なのかな?
私は見た事が無いのですが、イルカ鍋なる料理もあるのだとか。
しかしイルカ鍋って、何と一緒に煮るんですかね…。



話を戻して。
イルカや鯨の調査捕鯨(イルカでも捕鯨って言うのかな?)や、漁場に入ったイルカを処分する行為に反対している諸外国からすれば、「あんな知能の高い生き物を殺して食べるなんて!」とゆー感覚らしいのですが。
…まあ、私がこれに対しての反論を書くと物凄いエゴに溢れた文章になるので割愛。
そーゆーのは偉い人に任せましょう。
一言だけ言うとすれば、「だったら実験でチンパンジーの首切断して挿げ替えて結果的に*したお前らは何なのさ」みたいな?(何処の国かは忘れたけど実話)



さて。
そんな世間的に見れば残虐極まりない映像が物凄く印象に残ってる理由。
………あー、何つーか…自分の歪みを眼前に突き付けられたからなのですが………。
イルカを処分していく映像で…イルカからこう、ドバドバと流れ出ちゃって辺り一面真っ赤に染まるってシーンがありましてですね。
そのシーンを見て…その、ね。

今まで見た風景の中で、一番綺麗って思った。

日記の大前提ですが、基本的に熊坂さん嘘とか書かない事にしてるのでマジ話です。
うん、自分でも綺麗と感じたって事実に吐き気した。(映像に対してじゃない辺り終わってますが)



広義なのか狭義なのか分からないですが、これもある意味で認識とかの相違なのかな、と考えてみたり。
結局、こういう認識の相違の溝は埋める事は出来たとしても、それは埋めただけであって溝そのものを消し去る訳ではないんだよなぁ。





倫理観や宗教観における認識の相違は、いつまでやっても議論が終わる事の無い課題だけど、ズレとか歪みとか全部ひっくるめた状態で考えるべきだと思いました。

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熊坂トーマ [MAIL]
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