けろよんの日記
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祖母@96歳が今年も歌う、 ついては酷い風邪なので会館までの送迎を 頼むと母から連絡有り。
幸い予定もなく、オットも快諾してくれたため、 朝から車で祖母をピックアップ、揃って近くの文化センターまで。
祖母は20年ほど前より民謡(その前は詩吟)を初め、 ○○会などという結構な組織(名前度忘れ)の会で毎年民謡を披露している。
そろそろ年なのでもう舞台には立たないといっていたが、 今年は会が35周年ということなのでひっぱりだされたようだ。 最高齢者を5人集めて463歳の歌声というフレーズで 花笠音頭の替え歌を歌っていた。
正直いうと、発表会それ自体は 歌も三味線、尺八、太鼓も????? 演奏会の段取りも、全くもって(以下略) 司会者は祖母の名前を毎回読み間違えるという体たらくである。
が、祖母は前日にわざわざ美容院(ワタシのいきつけ)でカットをし、 新調の靴を下ろし。ほかの出演者の方もそろいの浴衣で薄化粧で なんとなくウキウキ感が漂う。
来賓には市長、各自治体現役議員、前衆議院議員とまあ政治家の人も 大変よのおと思いつつ、実際の客は出演者の身内ばかり。
まあしかし、考えると この出演者の皆々様、歌って舞台に立つだけの体力、 そこそこ高額のご祝儀を出す経済力、趣味を楽しめるだけの気力、 そして何より送迎・応援に来てくれる家族のサポートがあるのだ。
祖母とて、会場に行くと伯父・伯母のつきそいに、 従兄の奥さん、ワタクシ、そしてひ孫3人が応援付である。
ほかにも何組か花束をもった家族連れがおり、 皆さんお幸せな老後です。 かくありたいものです。
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