偽映画日記

2004年12月15日(水) 旅のまとめ2

やる気ナシモードちょっと前進。
「24」9、10巻レンタル開始。

9巻しか見てないけど、以下これから見る人は反転すべからず。

Sの死は意外でした。メイソンの最期がアッパレだっただけに(状況はSとは違いますが…)最後は哀れで。
いけすかない奴でしたが人間の弱さをさらけ出すくだりは色々考えた。
しかし手を下したジャックは彼よりもっと辛かったんだろうなー。
あのジャックが神に許しを請うなんて。



さて本題。昨日の続きです。

お昼を食べた後、開場も間もなくだったんで列に並びました。
指定席だから並ばなくってもいいんだが。

そして開場。真っ先にプログラムを購入。グッズもあったけど大概が劇場公開時に売ってたんでパス。
記念スタンプを押すコーナーもあってそこも行列。
しかしびっくり。周りはみんな前日の公演のスタンプも押している。
土・日で違う種類のハンコを用意する主催者の抜け目なさにも辟易。
1万2000円もするチケットだぞ。
なけなしのお金はたいて上京してきた自分をあざ笑うかのようなその所業にムナしくなる。

それも公演が始まったら忘れる。
憧れのハワード・ショアがそこにいる。眼鏡かけてない。何故か遠目にはビリー・ボブ・ソーントンに見える。
彼、タクト持たないんですね。その時の状況によっても違うのかな。
内容は夏のコンサートとほぼ同じ。だがアレンジがかなりあったように思う。
途中、ソロパートを歌った男の子がドタッとコケちゃったのが可愛かった。
緊張してたんだろうなー。
「王の帰還」でアラゴルンの歌うパートを歌った男声コーラスの人、ものすごい低音の超バリトン。低すぎて何て歌ってるかさっぱり分かりません。

今回一番のサプライズがソリストのケイティ・ヌーナンというオーストラリアの歌姫。プログラムを見ると顔のドアップだけでキレイな人だなーくらいですが、出てきてあらびっくり。
体中から声が出そうな大迫力ボディーのそれはまさしく豪州の森○美子。
身に纏うドレスもフンばったらたちまちはちきれそうだ。
前回のシセルさんがスレンダーだったので対照的。

そしてもっと驚いたのがその声の圧倒的な美しさ。武者震いしそうなほどきれいな声。
ラストの「イン・トゥ・ザ・ウエスト」、ちょっとメロディーを変えて歌ったトコがあってそれもオリジナルを凌駕するほど美しい。

コンサートはそんなものです。ケイティさん歌と全身でアグレッシブな指揮を執るショアだけでも1万2000円の価値がありました。

そして悲しいよー。帰りの新幹線「のぞみ」を待ちます。
クリスマスシーズンということもあって、ディズニーランド土産のものすごいでっかいクリスマスミッキーの袋を持ってる人がやたらと多い。

しかし東海道新幹線の沿線、やたらと煌めく葬儀屋の看板が目につく。
葬儀屋イルミネーションと名づけよう。

今回の旅で一番しんどかったのがこの「のぞみ」車中。日が暮れてたんで景色も見えないし。コンタクトなので眠るのは嫌だし。5時間近く同じ姿勢でひたすらガマンでした。

そして家に着いたのは日付が変わるちょっと前。
月曜が辛かったのは言うまでもない。


 < 過去  INDEX  未来 >


wachi

My追加