「危険な関係」を図書館で借りた。 現代の作家が描く18世紀でなく、18世紀の作家が描く18世紀の世界。
エグい!
出てくる人物は伯爵だの子爵だの騎士だの・・ 現代と全く変わらない人間のエゴ。 言葉はお上品でも魂は汚れた上流階級の愛憎劇。 でも面白いのよ、これ。
原作本といえば「モーターサイクル・ダイアリーズ」の原作「モーターサイクル南米旅行日記」ですが、こりゃ面白すぎ。 映画の上を行く他人の善意に頼りきった行き当たりばったりの旅日記。 おかしい。笑える。
密航のエピソード。トイレに隠れてたものの、臭さと暑さに苦闘。 見つかって「どうなるのか考えたのか!」と一喝され、「実は何も考えてなかったのである」というエピソード。もうお腹よじれます。
だけどエルネストの全ての人に捧げるまなざしはとってもあったかくて。 彼らを行く先々で迎える普通の人々もとっても優しくて。
ここ数日の職場でのストレスもこの本を読んだら小さな埃と化します。
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