偽映画日記

2005年08月27日(土) 人は傷つくと痛いんだ

イラク戦争で一番の被害者である「市民」をテーマにしたドキュメンタリー映画を観る機会があったので参加しました。
音楽もナレーションもないこの映画から聞こえるBGMは爆音、叫び、うめき、悲鳴…

「これがアメリカの言う解放なのか」
と叫ぶ市民の怒りは沸点に達する勢い。
アメリカのエンタメに人生の潤いを求める自分。深く考えてしまう。

イラン・イラク戦争で兄2人を失い、湾岸戦争で徴兵され、今回のイラク戦争で7歳、5歳、3歳の子供を失った男性が出てきます。
その悲痛な表情はテレビで見るニュースでは到底流れてこないものです。
兵士でもない、テロリストでもない、全く一般の市民にこのような事が起きている事実を考えずにはおられません。

その男性が言います。
「人は戦争をするために生まれてくるんじゃない。知識を深めるために生まれてくるはずだ」

人は傷つくと痛い。体は傷つかなくても心が傷つく。
自分も含め、そんな基本を忘れてしまった人たちのせいで戦争は起こるんではないかと。

上映後、映画の監督でジャーナリストでもある綿井健陽氏の講演がありました。
今、イラクでは日本に対する感情が日ごとに厳しくなっているそう。

実際、沖縄の米軍基地からイラクへ飛び立つ戦闘機やヘリなどがあるそう。
政治的にもだけど、こんな形で日本もこの戦いに参加しているのが歯がゆい。
そろそろブッシュのポチはやめましょうよ…

9・11のような事件は世界中、日常茶飯事とか。
世界はどこに向かっているのか…

今年の24時間テレビのテーマは「生きる」ですか…
生きたくても生きられない人たちの事をちょっと考えた週末だった。


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wachi

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