2004年10月28日(木) |
はじまりは凪のように・・・ |
はじまりは凪のように、穏やかに小さく、静かに始めたいと思う。
そのさざ波が、いつかゆるやかなうねりをつくり、
やがて心を揺らす大きな(けれどもささやかな)波になればいいと思う。
……けれどもまだ、全てが整っていない。
海はもうそこまで見えているけれど、まだ、
私は漕ぎ出すボートを手に入れていない。
*
寒さが徐々に厳しくなってきています。
朝晩の冷え込みもきつくなっている。
小千谷市では今朝の最低気温が4℃だったとか。
「吐く息も白くなっています。」と、
現場で取材をするアナウンサーが言っていた。
昨日、また震度6近い余震があった。
これは本当に「余震」なんだろうか?
余震なんていう、ちっぽけな響きはそぐわないと思う。
一刻も早い復旧を願うけれど、こう余震が続くのでは、
作業にあたる人やボランティアの人たちだって命がけになる。
無理せず、自然なスピードで物事がすすんでいって欲しいものだ。
*
それにしても、あっというまに10月が終ろうとしている。
早い、早すぎる。
私はまだぐずぐずとしているというのに。。。
気ばかり焦って前にすすまない。
まるで水の中を歩いているみたいだ。
ゆっくりゆっくり、
体が水の反発をうけて、ちっとも前に進んでくれない。
ああ。