遠くにみえるあの花火に
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2005年02月26日(土) ピッツア・マルゲリータ

京都を満喫した土曜日。

イルパッパラルドに行って1890円のランチを食べて、
その「はっとする」味つけに、ちょっと感動する。
自分が想像していた味よりも、もっと素材をいかしたあっさりした味で、
すんばらしくおいしいと思ったわけではないけど、でも、
どこにでもある普通においしい味ではなく「個性」を感じる味だった。

うん。また行こう。


友達とずっと、「あの”耳”のところがおいしかったね。」と言い合う。
「いやぁ、耳じゃないんだけどさ(笑)」とその度に訂正しながら。

マルゲリータが大好きで、ピザといえばそれを注文するのだけど、
イルパッパラルドのマルゲリータの、
縁のところが(食パンでいえば「耳」のところが)
もちもちして香ばしくて、ほどよく塩が効いていて、
すごくおいしかった。
イタリアの田舎のおばあちゃんの味みたい。
ふところが深くてあったかくて素朴で。

バジルもトマトも新鮮な味と香りがして、
あっというまにパクパク食べてしまった。

上品に整えられた微妙な味の妙というものもあるけれど、
もっと勢いがあって単純においしかった。
びっくりした。







そのあと国立博物館へ。
伊藤若冲の鶏をじっくり見る。
伊藤若冲の鶏って、とってもユーモラスな表情をしている。
眼がとぼけていて、漫画みたい。

へぇ〜と感心しながらながめる。
博物館の中はおじいちゃんおばあちゃんが多くて、若者は少し。
国立博物館って入ったことがなかったけど、
中のお庭みたいなところに噴水もあったりして、のんびりしていて
なかなかいいところだった。
また来よう。と思う。


博物館を出たらちょうど3時で、甘春堂で白玉ぜんざいを食べる。
「甘泉堂」と「甘春堂」を勘違いしていて、
友達に嘘の情報を吹き込んでしまったことに後で気付いたんだけど、
ともかく「甘春堂」もおいしかった。

あまい白玉ぜんざいに、塩昆布が添えられていて、
ぜんざいをすすっては、塩昆布を食べ、
ちょうど舌の味がかわって、最後までおいしく食べられた。

お店の中は古い民家のような感じで、靴を脱いで玄関を上がって
和室に通されて座布団でお茶をいただく、という感じ。

「こちらでご自分でお茶を点てていただくことも出来ますが・・・?」
と問われる。

首を横にぶんぶんふって、「お願いします」と言う。
店の中にいたお客の誰も自分で点てている人はいなかった。



「足がしびれたよ・・・」と言いながら席をたち、
わらび餅をお土産に買って帰った。





夜、今日は和食にしよー!と思って肉じゃがを作っていたら、
夫から電話。
夫の高校時代の友人と一緒に焼き鳥屋でごはんを食べることに。




結局、一日中外出の日になってしまった。



明日はスーパー銭湯で、リラックスの予定。






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