たまの玉手箱
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2004年08月22日(日) 愛ちゃん、ゴメンね

起きてテレビを付けたら、一週間の動きが分かるテレビ番組の放送があった。
オリンピックのハイライトのコーナーもあった。
そこで、卓球少女・愛ちゃんの映像も流れてた。

まだ卓球台に顔が出るくらいの背丈しかなかった愛ちゃんを、
私は毛嫌いしていたことを思い出した。
大人のタレントと卓球の試合をして、勝っている時は相手に向かっていってて、
点を入れられるとお母さんの元へ走っていって泣いてしまう。
今振り返ると、卓球の天才少女と呼ばれてるとても小さな子に大人が勝負するのは
ちょっと大人気ない気がするのだけど。
それでも愛ちゃんは小さな体で真剣に卓球に取り組んでいたんだね。
あれだけ負けん気が強くなくては、世界に通用する選手にはなれないんだね。
多分、愛ちゃんを毛嫌いしている時の私は、努力をすることに背いていたのかも。
体は成長していたけど、心の成長は止まったままだったのかもしれない。
いつも自分の都合のいいように考えて、逃げてばかりいたから。
大切なことに今まで気付かなかった自分がとても恥かしい。
愛ちゃんがテレビ局宛てに書いた手紙を見て、とても字が上手なことに驚いた。
おまけに文章も15歳の子とは思えないくらい丁寧。
本当に頭が下がる一方ですm(_ _)m

深夜0時スタートの女子マラソンを応援する。
この日を心待ちにしていたので、寝る準備を整えてテレビの前にスタンバイ。
選手の走りも気になるけど、アテネの街並みをずっと観てみたかったのだ。
だけど、白い教会以外これといった建物はなかったような・・・。
中盤あたりで野口選手がスパートをかけて先頭を一人で走る。
その状態がずっと続いていたけど、終盤あたりでケニアのヌデレバ選手が
ヒタヒタと間を詰めていってて、追い抜かれてしまうのではないかと焦った。
頭の上の方でオダンゴにして、細いサングラスを掛けていたから、
私には教育ママが子供を追いかけている風な滑稽な感じに見えてしまった(^^;
気持ちを切り替えて、応援しなくてはっ!p(。・_・。)qと思ったけど、
マラソンって、いざ考えると、どう応援していいものか分からないことに気付く。
背中を押してあげたくても、風をおこすことも出来ず、
「野口〜、後ろぉー!!」と言っても聞こえるはずもなく・・・(T-T)
そうこうしている間に野口選手が競技場に到着。
まだ勝負は決まっていないのに、勝利を確信して手を振っている姿に思わず
「コラッ!!\(`o'")」と怒ってしまう。
でも、無事に1位を守ったまま人差し指を突き上げてゴール。
このまま寝ては申し訳ないと思い、土佐選手と坂本選手のゴールを見届ける。
その間に、ヌデレバ選手が完走した選手を抱きしめて、健闘を称えていた。
サングラスを外していて、さっきまでの怖い印象とはうって変わって
とても素敵な笑顔だったo(^-^)o


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