たまの玉手箱
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2004年09月07日(火) それでも見つけてくれますか?

会社に着いて驚いた。
「気付いていないと思うけど、8時半に地震があったんやで」
と、年配の女性社員に教えられた。
確かに私は地下鉄に乗っていたし、知らずにエレベーターまで使っていた。
JRはしばらく電車を停車させていたようだけど、
地下鉄は普通に動いていたから全然分からなかった。

私の利用している地下鉄は、随分地下深く掘られた所を通っている。
もし、また大地震が起きて壁が崩れ生き埋めになったとしよう。
それでも掘り起こして助けてくれますか?
諦め半分、それでも時間をかけ、やっと掘り起こして見つけて下さっても、
白骨化した私の体から目を背けることなく最後まで慈しんで頂けますか?
ただ、そんなことを身近にいる人たちに聞いてみたかっただけ。
ロシアの学校占拠事件で「遺体の損傷が激しく、
身元の確認に時間がかかっている」という報道に影響されたのかも。
ふとそんなことが頭を過ぎった・・・。
と、いう訳で、自分にしばらくエレベーター使用不可の命令を出した。

台風18号が接近していた。
かなり勢力の強い台風のようで、広島にある支店の向かいの家の屋根が
強風にあおられて吹っ飛んでしまったそうだ。
だんだんこちらにも近づいてきていたので、会社命令で退散。
そのわりには、ちゃっかり定時まで働かされた(−−;
車内から見る途中の駅の看板はこちらに飛んできそうなくらい大きく揺れていた。
最寄の駅に着いた頃には既に風は流されてしまいそうなくらい
強くなってしまっていた。
もっと早く帰らせて欲しかったよ・・・(T-T)

帰ったら帰ったで、風が唸るように吹いていて恐怖を誘った。
凄い、凄すぎる・・・。
自然の怖さを身にしみて感じる今日この頃。
こんな日は、耳に音が入らないように、すぐに就寝するのに限る(_ _).。o○


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