たまの玉手箱
DiaryINDEX|past|will
今日は口うるさい上役がいなかったので、早めに仕事を終えることが出来た。 夜にコンサートの予定が入っている時は、慌てて会場に向かうのだけど、 今回はそんなことは必要なく、悠々と入場してゆっくり腹ごしらえも完了。 現地待ち合わせをすると毎回遅れて来る母も、 内容が「冬のソナタ」だからだろうか、余裕を持って到着した。 席に着き周りを見て、年齢層の高さに驚いた(・o・) 私のように家族連れのところもあったけど、ほとんどが中高年のオバサンだ。 オジサンの姿はあまり見られなかった。
会場が暗くなり、天井からピアノだけにスポットライトが当たる。 雪が舞い落ちるシチュエーションで、耳にタコが出来るほど聴いた テーマ曲のイントロが流れて、コンサートが開始した。 パッと会場が明るくなって気が付いたのだけど、 ステージの真ん中に坂の道が出来ていて、 高校生時代にユジンとチュンサンがデートした公園の並木道のようになっていた。 中央にスクリーンが下りていて「冬のソナタ」の名シーンが映し出されている。 コンサート途中で、ストーリーを思い出したのだろうか、 何処からとも無く客席からすすり泣く声が聞こえてきたり。 ちょっと異様な雰囲気がするコンサートだった(−_−;
Ryuさんの登場で会場から盛大な拍手と歓声が上がった。 日本語がとても上手で、外国人アーティストのコンサートを観に行った時に感じる 言葉の壁はほとんどなく、すんなり聞き取ることが出来た。 「楽屋に戻るとペラペラなんですけどね」という Ryuさんの少し照れてお話されるところが、とても可愛らしく好感が持てた。 おまけに、「どないでっか?」とか「おおきに」とか、 現地ウケするネタまで披露して下さり、サービス精神に感動した。
「韓国では間奏で片手を挙げて左右にゆっくり振る」というRyuさんの提案で 冬ソナのテーマソングの間奏で、場内は言われた通りの行動をとっていた。 私の席はステージから遥かかなたの場所だったのだけど、 みんなの様子を後ろから見ていたら、さながら観光バスの中のように思えて 少し可笑しな気持ちになった。
|