にゃも日記
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病状が余りに酷く、しかしそれは甘えなのだと 気合い入れたり足掻いてみたけど、薬に頼らざるを得なくなった。 パニック程度なら、やり過ごす方法も馴れたもんなんだけど…。 早朝、まだ暗いし人は少なかろうと外に出る。 お散歩するご老人が思いの外多い事に驚く。 取り敢えず歩き出すと、対面を歩いてくるお婆さんのシルエットが浮かぶ。 頭ではお婆さんだと分かっている。しかしお婆さんのシルエットはカモフラージュで 私を襲うつもりだ、とも思ってしまう。襲われる恐怖が勝り、逃げ帰る。 お婆さんなのに。お婆さんなのに。 と、先程の現象を思い出しながら、妄想を自覚し、気合いの限界を思い知った。 これがきっかけで、服薬を決めた。 しかしこの薬、困る。 眠い、便秘、食欲増進の副作用。効きは未だ実感しない。 巷では真逆の副作用が多く書かれているのに、何故。 せめて食欲だけでも減退させたいが、パキパキになって良いのか、相性はどうなのか、勇気が出ない。
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