りえるの日記

2004年10月08日(金) 延々と続く

Les Foulards Rouges 2003
Cotes Du Roussillon

bioワイン。酸化物を使ってない。
飲むと、ぶどうジュースの様な濃度の濃いワイン
大地に根ざしている味がする。

お店に牡蠣が出始めた。
生牡蠣にレモンをキュッと絞って、シャンパンと食す。
冬のお楽しみの一つ。
こればかりは、家で食べるとおいしくないので
レストランに行く。
カクテルもバーで飲むのが1番。
好きなお酒は、マティーニかドライマティーニ。
辛口でおいしい。
ついつい進んで、失敗も多々あるが。。。

「山師トマ」読了。
あれ、あまりおもしろくなかった。
ざらざらしすぎる文体が馴染めなかった。

「椿姫」デュマ・フィス
 読み始める。うって変わって、娼婦のマルグリットの美しさの描写等、
 ぐいぐいと引き込まれていく。
 女性の美しさを表現するのに延々と続く文章。いいねー。

 「言葉で言い尽くせぬ卵なりの顔に、黒い二つの目を入れ、その上に
  絵のようにきよらかな弓形の眉を引いて見たまえ。 
  この眼をおおう長いまつげは伏し目になれば薔薇色の頬に影を落とす。
  それから上品で、筋の通った才媛らしい鼻。
  その鼻腔は淫蕩な生活への激しいあこがれにすこしばかりふくらんでい
  る。口もとは形よく整っていて、唇がしとやかにほころびると、
  牛乳のように真っ白な歯並みがのぞく。そして最後に、
  だれもまだ手を触れない桃を包んでいるあのびろうどのような
  細かな毛で肌を色どる」


 ふー、抜粋するだけで、大変。
 あとで読み返すと楽しいんだよね。
 


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