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大切な人の話 - 2004年08月19日(木)




大切な人がいます、15歳年上の彼氏です。
同時に、私には別れたいと思っている15歳年上の彼氏がいます。

同じ人です。
大切だと思いながら、別れようって思っているのです。
別れようって思いながら、メールが届いたりすると「千々に乱れる」のです。

あまりにも年上で、両親からやんわりと嫌味を言われたりもしています。
これから大学院に行きたいと考えているので、
今年40歳になった彼の花嫁さんになる気はありません。
(これは少し罪悪感があるのですが・・・)

いつか別れるだろうと、思います。

なにしろ人間的にも仕事の面でも、少し中途半端なところがある人で、
私がなりたいと思っているキラキラした人ではありません。

とってもマイペースで、とっても頑固で、保身とか考えてなくて、
好きなことをやって負け組みに入ったような、そんな人です。

そんな人生を、私は歩みたくないと心底思うのです。

それなのに、ものすごく困ったことに、
彼はとってもとっても私の存在を慈しんで、愛しんでくれるのです。

そうでありながら、そうであるのに、
私はどうやら自分が思っている以上に、或いは自覚できているのとは別に、
彼を愛しているのです。

彼をまっすぐに好きだと言えるときの私、
別れることを考えていない私は、素直で正直で幸せを感じているのです。

彼とこれから先どのように時間を過ごしていくのか、
これはひとつの悩み事であり、
そして片がつくまでトツトツと語り続けざるをえないことだと、
思っています。


ごめんなさい、彼氏さん。こんな彼女で。



...




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