HARUKI’s angry diary
DiaryINDEXpastwill


2004年09月19日(日) HARUKI家のテレビ改善計画

いよいよ今日は、デジタル放送とCS放送を受信すべくアンテナとチューナーがやってくる日。←正しくは“工事が来る日”

早朝、電気屋さんから電話があり午前11時半には到着すると言う。
はいはいはい、首を長ーーーーーーーーーーーーーくして待ってますよ〜。

やってきた電気屋さんのトラックを見ると荷台には、これから設置に行くらしい冷蔵庫や巨大液晶テレビなどが積んであった。

現在HARUKI家は、大昔の有線を使って地上波のアナログ放送を見ている(くわしいことは9月5日の日記をご参照ください)。
今日取り付けるUHFのアンテナで、すでに放送が始まっている地上波デジタル放送を受信し、さらにもうひとつ、いわゆる中華鍋みたいなアンテナで衛星デジタルとCS放送を受信することになった。

中華鍋の方(笑)はなんの問題もなく、設置終了。
問題は、地上波である。近くに高層ビルがあるから気が遠くなるほど高いアンテナをたてない限りアナログの地上波を見ることは出来ない。そこですでに始まっている地上波のデジタル放送を受信して見られるようにしようということになっていた。

設置したが、映らない。
はげの電気屋さん「映りませんねぇ」
HARUKI「はぁ」
はげの電気屋さん「NHKは、電波が強いんで映るんですけど、民放はダメですねぇ」
HARUKI「はぁ」

それから電気屋さん2人の苦難が始まった。

HARUKI家では各部屋にテレビアンテナの口をつけてあり、合計5つの口がある。
はげの電気屋さん「とりあえず、ひとつの口だけ生きる方法でいいですか?」
クマ「かまいません」
HARUKI「将来的に寝たきりになったら、寝室にもテレビ欲しくならない?」
クマ「そんな先のことはどーでもいいよ」
HARUKI「そうかなぁ」
クマ「10年もすれば、事情は変わるって」
電気技術の進歩は日進月歩だから、なんとかなるだろうと思ったHARUKIは言った。
「かまいません」

が、やっぱりNHKしか映らない(悲)。

今度は、色白にーちゃんの電気屋さんが言った。
「ブースターをつけて出力を強くしますので、部品代がかかりますが、いいですか?」
お金で済むならそれにこしたことはない。
HARUKI「もちろんです」

が、やっぱりNHKしか映らない(涙)。

外で工事している2人は延々相談しているらしく、結構な時間を待たされる。
はげの電気屋さん「外についているクーラーの室外機のなんちゃらの管(HARUKIにはよーわからんかった)にラインを通したいのですが、いいですか?」
いい加減イヤになっていたHARUKI。もうなんでもいいからなんとかしてくれっ!
HARUKI「はい、どーぞ」←ヤケクソ

が、やっぱりNHKしかうつらない(激怒)。

この時点で工事が始まってからすでに4時間がたっていた(大汗)。

途中で何度も「お腹すきませんか?」とか「休憩されたらどーですか?」と言うのだが、2人ともストイックな人たちらしく(笑)、「結構です」の一点張り。これからまだ何軒もまわるんだろうに、大変だなぁ。

一方クマは、懸案だった防犯用の「人が近づくと点灯する外灯」の設置に、なぜか取り掛かっていた。

どーしても映らない地上波デジタル(ただしNHKを除く)。
はげの電気屋さんが言った。「民放の方の出力が強くなれば見えるんですけど」

HARUKI「強くなるんですか?」
はげの電気屋さん「もうすぐだと思うのですが」
すると色白にーちゃんがポソッと言った。
「22日からです」

HARUKI「へ?今月の?」
色白にーちゃん「はい」
22日といえば今週の水曜日じゃん!

はげの電気屋さん「どーしますかぁ?」
へ?どーしますかぁ?って言われたってねぇ。
はげの電気屋さん「強くなれば見えますよ、多分」
今度はクマが言った。
「それまで見えなくてもかまわないよ」
へ?ホントに?
HARUKIは正直言って、忙しくなると殆ど平日はテレビをつけないからかまわないけど。

HARUKI「キミ、ズームインスーパー(朝の番組)を毎日見てるんじゃないの?」
クマ「別にいいよ」
HARUKI「トリビアとかガッテンとか伊東家の食卓とか見なくていいの?」←すべてウンチク番組
クマ「うん」
HARUKI「ごちバトルとかワンナイとか水10!とか内Pとかプッすまとか見なくていいの?」←すべてお笑い系番組
クマ「いいよ」
横で聞いている電気屋さんの肩が震えている。どうも下を向いているが、笑いをこらえているらしい。

クマ「HARUKIちゃんこそ、いいの?」
HARUKI「私は週末のサッカー番組以外は別に固執してないから」
クマ「じゃ、別にかまいませんので」
はげの電気屋さんは「22日を過ぎても見えなかったら、連絡してください」と言って帰り支度を始めた。
はぁ。

玄関まで見送っていくとクマがいきなり電気屋さんに向かって言った。
クマ「すいません、ちょっとお願いがあるのですが」

おいっ!5時間もウチに拘束しておいて、いまさらなんだよっ!!クマ!
電気屋さんはこれからまだ配達があるんだぞ!←仕事人思い

クマは、ガレージに取り付けようとしたセンサーがうまく付かなくて、電気屋さんに頼もうとしているらしい。
HARUKIがとめようとすると、電気屋さんはニコニコしながら「なんですか?」と言ってクマと一緒に外に出て行った。
ひえぇぇぇぇぇ。

結局電気屋さんは、クマの希望通りにセンサーを壁に取り付けてくれた。
うわぁ、親切〜。
いいのか?そんなことまで頼んで!

クマが言った。
「この前、窓の格子を取り付けに来てくれたサッシュ屋さんには断られたんだよねぇぇぇぇ。今日の人は親切だったなぁ」
おいおいおいおいおい。
そーいう問題じゃないだろっ!
っていうかクマ、もしかしてキミめっちゃ図々しいヤツなんじゃないか?←HARUKIは初めて知った

さて、普通の民送が見られなくなったHARUKI家。
いよいよサカパー2(笑)の導入である。

このお話は、明日に続く(汗)。


Mikan HARUKI |掲示板へ

ランキングなるものに参加しています。お気に召したら投票をお願い致します(汗)。↓


My追加