HARUKI’s angry diary
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2004年10月02日(土) |
川崎フロンターレJ2リーグ優勝!と祝勝会 |
J1昇格も決まり、いよいよ今日勝てば優勝が決まる川崎フロンターレ。 今年の7月からいきなりフロンターレサポになったNさんと満を持しての等々力スタジアム(正しくは陸上競技場)観戦である。
清水エスパルスサポのHARUKIにとっては、おそらく優勝シーンを見ることなどきっと当分ないだろう(大汗)と思うので、にわかフロンターレサポだってなんだっていい!絶対見逃せない試合である。
今日も等々力はかなりの人。先日来キャンペーンでやってきていたゴジラ(笑)が今日も入り口近くで撮影会をやっていた。 もちろんピッチにもこのゴジラは入ってきて、キックオフ前の選手との写真撮影にもちゃっかり入る。ちなみにしっぽがじゃまで歩きにくいんだか芝を荒らすんだか理由はわからないが、ピッチに入るときは「しっぽ持ち」のお付の人がいた(笑)。
友人は、バリバリにフロンターレ色一色に身を固めて登場(→右写真)。 持ち物と着るものはいいとしても、マニキュアまでねぇ。 へへーーー。←感心したらしい 考えてみればNさん、この3ヶ月でよくここまではまったものだ。サッカーの魅力にとりつかれたのか、はたまた若いにーちゃん(選手)の魅力に参ったのか(笑)わからないが、人間いくつになっても好奇心旺盛でいることは大事なんだなぁ。
今日の相手は横浜FC。知ってる選手は城一人。ところがその城が今日は出ていなかった。メンバー発表を見ながら、たったひとつ知った名前が! それは監督のリトバルスキー。いやぁぁぁ懐かしいなぁぁぁぁ(笑)。
キックオフは午後2時。 開始後数分間見てHARUKIは思った。 今日は大量得点でフロンターレの勝ちだね(笑)。
4バックの横浜の守備はかなり堅い。フロンターレはDF陣をかなり高い位置におけるほど優位に立っているのだが、なかなか点が取れない。 前半がそろそろ終わりに近づいた頃にようやく、1点。
それにしても暑い。気温は30度近くまで上がったとか上がらないとか。 前半はたっぷりお日様を浴びたので、後半は日陰の席に移動。 といってもかなりの混雑だったのでなかなかあいている席がない。アウェイ側のゴール裏の2階席でようやく日陰の席を発見。 はぁ。 と言ってもまわり中フロンターレサポだったが(笑)。
後半は、やっと普段のペースを取り戻したフロンターレ。ジュニーニョ・マルクス、そして後半から我那覇に変わって入った黒津で計3点入れた。 相手チームとのレベルが違っていると、いくらこちらの力量が上でもなかなかうまくペースが作れないんだ。 サッカーって本当にむずかしい競技なんだと改めて思う。
5−0くらいで勝てると思っていたが、結局4−0で快勝!
試合終了。 フロンターレのJ2優勝が決まった!! おめでとう!!!!!! 普段は紙ふぶきの使用は禁止されているが、今日に限ってそれが許可されたので、とりあえず紙ふぶきが舞う。 さらに監督の胴上げ。みなで水の掛け合いなどのお決まりのイベントが行われた。 選手もサポーターもうれしそうだ。 さらに、スタジアムでMCを毎試合勤めているDJのおにーさんが、感極まって涙ぐみながら、しゃべっている。 HARUKIは去年までのフロンターレを知らない。とくに去年は勝ち点差1でJ1昇格を逃したという苦い経験がある。だから今日の感激もひとしおなのだろう。
いいもんだなぁ、優勝って。 見ているほうもめちゃめちゃ気持ちがいい。
選手たちの場内ウイニングウォークの後、スタジアムを後にしたHARUKIとNさんは、今日の陰のメインエベント(笑)祝勝会の会場へと向かうことにした。
さてこの祝勝会。内容がよくわからないのだが、選手や監督が川崎市内の数箇所に分散して、市民と祝おう!という会らしい。
HARUKIは、相馬選手が出没予定だった川崎駅ビル内にあるスポーツ店に多少行きたい気持ちがあったのだが、他の参加選手がいまひとつ(笑)。それよりもNさんが大好きな佐原選手とHARUKIのお気に入りのケンゴーが参加するカシマダというところの商店街に行くことにした。
ところで、このカシマダってどこ?
東京人のHARUKIにはまったく未知の場所。生まれも育ちも川崎のNさんには「子供の頃、一度だけ行ったことがある」という程度の認識の場所。 他に指定されている場所は、川崎大師とか新丸子とか平間とか武蔵小杉とか多少はHARUKIでも認識できる場所なのだが、このカシマダという駅はまったくもって謎。←きっとみなさんにとっては、どこもまったくわからない場所ですよね、すいません(汗)
東京のJRに南武線という線がある。この線は東京郊外の立川と神奈川県の川崎を結ぶ言ってみれば田舎電車。←おいおいおい さらにこの線には、競輪場やら競艇場やら競馬場などがすべてそろっているので「ギャンブルライン」とも呼ばれている(ウソ)。
ところがこの鹿島田、等々力スタジアム最寄り駅の武蔵小杉から南武線に乗ると、たった駅3つ(汗)。 あら近いのね。
駅は新しく出来たばかりらしくかなりきれいだった。 はてこの狭い商店街のどこでやるのかぁ?
Nさんは「多分横浜銀行の駐車場だったと思う」とのたまう。 駅前から周囲を見回すと確かに小さいながらも横浜銀行がある。
が!そこにはもう道路にあふれるほどのファンが詰め掛けていた。
選手が到着する前に会場に入る。 会場と言っても民家とお店の間に車が5台も入ればいっぱいだろうというスペースがあるだけ(汗)。 そして、駐車場の周囲には紅白の幕と裸電球がずらーっとぶら下がっていた。 さらに!!正面には、水色のトラックが…。
うーん、うーん。
ハンドマイクを持ち「鹿島田商店街」というオレンジのハッピを着たおじさんがしゃべりだした。 「今日はイチローが新記録を達成して…」 はい?なんだぁ? 一同いっせいに無視。なんでサッカー好きの前で野球の話してるんだよっ!!
さすがに場の雰囲気に気付いたらしいおじさんは、「これから選手が入場したときの声援の練習をします」といい、普段出島で応援の音頭を取ってるおにーちゃんにバトンタッチ。 皆でいつもの掛け声の練習をしていると突然裸電球がすべて消えた。 うわぁ、ダメだこりゃ。
同じようにハッピを着たおじーさんがハシゴを持ってうろうろ電線をチェック。 数分後、真っ暗だった駐車場がようやく薄明るくなった(大汗)。
午後6時15分過ぎ。 選手到着。(←写真 左から長橋・ケンゴー・佐原の各選手)
狭いスペースに人がひしめきあっている。その真ん中を分け入るように選手たちが入ってきた。 Nさんは「さはら〜!」と叫びながら、佐原選手の手にタッチ。 よかったね〜Nさん!早くから来て待機していた甲斐があったねぇぇぇ。
その後、HARUKIのいや〜んな予感通り、選手たちは水色のトラックの荷台に上がり、ハンドマイクでひとことずつ挨拶。 まったくぅぅぅ、どさ周りの演歌歌手じゃないんだからさぁ。
花束贈呈のあと鏡割り。 へーーーー、そんなことするんだぁ。おめでたいときのイベントってやっぱりこれっきゃないのかねぇ。 ふーん。
その後、握手会とサイン会になったのだが、そもそもHARUKIはそーいうことにはあまり興味がないので、「道路で待ってるよ」という言うと、Nさんも「私も別にいい」とお返事。←ホントによかったのかなぁ(笑)
HARUKIは、この手の会に参加するのは、きっと最初で最後だろう(笑)。 地元を大事にするという発想のJリーグならではのほのぼのとしたイベントだった。
帰り道。 Nさんが「今年はサッカーを知ったおかげで楽しい夏だった」と言った。
HARUKIもほんの短い間だったけど、フロンターレを応援したおかげで、おいしいとこだけを体験させてもらった。 川崎フロンターレには、感謝してもしきれないほどだ。 ありがとう!フロンターレ!
もちろん、まだまだ今年のJ2の熾烈な争いは続いているけど(笑)。
晩御飯を食べながら、Nさんがいきなり言った。 「で、来年はどーするのよっ!!!エスパルスサポはやめるんでしょっ!!!!!!」 うわぁ。 それについては、えっと〜、ごにょごにょごにょ(滝汗)。
Mikan HARUKI
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