HARUKI’s angry diary
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怒涛の1週間もあと1日で終わろうという昨夜、高校時代の友人からメールが入った。
「Sちゃんが昨夜、亡くなったそうです」
HARUKI絶句。
Sちゃんは、高校の同級生。HARUKIと同じように美術系の大学を目指していた関係で、クラスが一緒で仲が良かったというよりも、3年間なんとなくいつも一緒にいたという感じの友人だった。
大学卒業後の就職先もHARUKIとわりと近い業種だったために、これまたなにやかやと付き合いがあった。
が、HARUKIがクマと同居しはじめた10年くらい前から、殆ど連絡を取らなくなった。というよりも、Sちゃんからの連絡がなくなった。
理由は、おそらく彼女が言ってみればクマの本妻と同じ立場だったから。 もっとわかりやすくいうと、Sちゃんの敵である夫を取った女とHARUKIが同じ立場だったからだと思う。
夫が愛人の下に行ってしまい、夫からの「離婚してくれ」という申し出を断り続け、フリーでデザイナーをやりながら(とっくに会社はやめていた)、子供と二人でがんばっていたSちゃん。
数年前(何年前か忘れた)、同窓会で彼女に会ったとき、その夫との関係が本当につらそうだった。
見るにみかねたHARUKIは「ガマンしてるくらいだったら、離婚すればいいのに」と言った。 もちろんHARUKIに他意はないし、普通に友人として言ったのだが、多分Sちゃんは、HARUKIのその言葉を素直に聞くことなど出来なかったに違いない。
そして、一昨年。 他の友人から、Sちゃんが離婚し、子供も独立したので、一人で新しい人生をスタートしたという話を聞いた。
「あぁ、これでSちゃんの人生も変わるな、本当に良かった」とHARUKIが思った数ヵ月後、Sちゃんは発病した。
子宮ガンである。
くわしいことはわからないが、きっと発見が遅かったのだろう。 手術をせず、民間療法を受けていたらしい。
その後「お見舞いに行きたい」という友人達の申し出をすべて断り、音信不通となった。
皆で「Sちゃんどうしてるかなぁ」とことあるごとに話しが出ていた矢先。 Sちゃんが入っていた生協グループの一人のダンナが、高校の同級生であることがわかった。←すげー偶然 高校の同級生といっても1学年400人以上もいる学校だから、そのダンナの名前は知ってるけど、HARUKIも含め友人たち一同、殆ど面識のない人。 それでも、その面識のない彼は(汗)、情報が入るとポツポツとSちゃんの様子を私たちに知らせてくれていた。
今日。 結局HARUKIは、仕事をしているんだか、友人達と連絡をとりあっているんだかわからない1日を過ごすことに。
仕事の合間をみつけては、携帯で何人もと話したのだが、みんな「早いよねぇ」「覚悟してたけどつらいよね」「実感湧かないよね」と言いながら、ついつい涙声に。
発病後、Sちゃんと最後に電話で話した友人が言った。
「Sちゃんがね、“検診はちゃんと受けないとダメだよ”って言ってたのが、私たちへの遺言になっちゃったよ」
新しいスタートを切り、ようやくまた昔のように付き合えるとHARUKIは思っていたのに、一言も言葉をかわすことなく逝ってしまったSちゃん。
どうか、安らかにお眠りください。
Mikan HARUKI
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