Title / Place of peacefulness(安らぎの場所)
◆Thanks◆
 music by Are you
picture by LOSTPIA



思い出の貝殻をお気に入りの小瓶に詰めたら・・・
耳に近づけてそっと・・振ってみてください
懐かしい音が聴こえて来ませんか!?



年に一度の緊張  

 
2004年3月10日(水)  晴れ  
 

朝8時までに病院に入るために7時26分のバスに乗った
こんな朝早く外に出るのは久しぶり・・・
陽射しが春めいている
冷気が気持ちいい
まだ通りを歩く人もまばら・・・思わず深呼吸

今日は年に一度の人間ドックの日
予定通り病院に着き、センターに直行する
受付を済ませ着替えをして診察を待つ
他にも男女様々な人が同じガウンに着替えてソファに座っている

初めは採血、身長体重測定 視力検査 血圧測定・・・
名前を呼ばれたらそれぞれの場所に行き測定・・・
小学校の身体検査と同じ風景・・

次は心電図・・・「冷たいですけど、我慢してください」
ひとつずつ当てて行くパッドがほんとに冷たくてくすぐったい

胸部�樟�写真・・・「金属類とか何も付けていませんか?」
はいと答え撮影終了

胃透視 ・・・ 緊張が高まる 
何度やっても大嫌いなバリュームが飲めない
いつもなみだ目でガラス越しに技師さんに訴える
もういいですよって言われるのを期待して・・

肩に筋肉注射をしてしばらく待つ 
その間に受診について簡単に説明された紙を渡される 
”緊張しないようにして 天気のことなどを思い浮かべてみましょう・・・”

「あの ネックレスは取ってくださいね」
「ん? ・・・」
「先ほどの胸部写真はネックレス外していらっしゃいましたか?」
「あ 」いつも細いネックレスを外したことがない私・・・
すっかり付けていることを忘れていた・・・
優しい助手さんに連れられて再度胸部撮影へ 
「ほんとに 申し訳ありません」

胃透視開始・・・緊張が高まる 
指示どおりスリッパを脱いで台に上がる・・・機械が動き始める  右斜め前に向いて、左斜め前に・・数回移動した後
マイクで技師さんの声・・・
「何か金属を付けていませんか?」
「ふたつ見えるのですが・・・」
「あ ふたつ・・・」
昨日肩が痛くて・・・ピップエレキバンを貼ったふたつ

あぁぁぁ もしかしたら・・・
「すみませんがもう一度胸部写真を・・先にそちらから・・」
やっぱり・・・
「ほんとにほんとに申し訳ありません」

これはもう大嫌いなバリュームを見事に飲み干すしかありません
優しい技師さんが「ゆっくり休憩しながらでいいですよ」っておっしゃるけど・・
こんなに時間取ってしまって・・・超スピードで飲まなければ・・・
天気のことなど考える時間はありませんでした
これまでにないほど短い時間でとても巧く飲み干しました

内科・・・異常なし

婦人科・・・子宮ガン検査・・・頚ガン 体ガン 
細胞摂取は2種類がある
最近の日本人は体ガンも多くなったと聞いている
だが、以前体ガン検査をした時、出血が止まらなくなった経験が・・・それに細胞摂取の際の強い痛み・・・
「どうされますか? 去年と同じように頚ガンだけにしますか?」
「はい そうします」

最後は外科・・・乳がん 異常なし


・・・・・

去年もそうだったが・・・大量に血液を抜いたせいか・・
緊張が解けたからか・・・
何だかとても お腹が空いた
食べたいもの・・・おうどん 肉うどん!

バスを降りておうどん屋さんへ
初めて入った小さなお店
高齢の女性が店主のようだ・・・

カウンターの横の小さなコーナーに小さな種々のお雛様が飾られていた
この辺りでは旧暦で4月までお雛様を飾るところがある
出先で見つけた時にひとつずつ買い集めたとのこと

相田みつをさんの色紙が飾られていた
それを指して・・
「これは私のことなのです いつもこれを見てはその時だけでも気をつけようって思うのですよ」
女将さんの笑顔がすてきだ

薄味で好きなお味の肉うどんをいただいてお店を出た
まだ冷たい早春の風がとても心地よい


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siki [MAIL]