夕食時、子どもたちがいっしょうけんめい食べていないことが多く、そのたびにぼくたちは「ちゃんと食べなさい」と注意していました。けれど、妻は言いました。 「夕食やめようか」 よく話してみると、「あまりおなかがすいていないのだろうし、2時間もすれば寝るのだから、夕食はおにぎりとか、パンとかでいいのではないか」ということでした。 ぼくも、それでいいような気がしてきました。 「食べるってことは、自分のためのことなんだから、食べたくないのに注意して食べさせることもないよ。『食べなさい』って言われて食べる子どもなんて、世界にはそんなにいないはずだよ」と子どもたちに言いました。 子どもたちは、「ちゃんと食べるよ」と泣きながら、たくさん食べていました。けれど、本当に、ぼくは無理に食べる必要はないのだし、これか活動するという朝食に力を入れたほうがいいんじゃないだろうか、と思いました。 明日の朝は魚でも焼いて、夜は簡単にしてみるつもりです。
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