2005年01月29日(土) |
小春日和のスノーマン |
数日、外に出ることのなかった子どもたちでしたが、とても天気のよい日だったので、大学の庭まで散歩に行きました。 久しぶりに雪に触れた子どもたちは嬉しそうに、雪だるまを作りはじめました。 すこし離れたところに、若い男女がやってきました。まるで、はじめて雪を見たかのようにはしゃぎ、雪をかけあったりしています。 しばらくすると、男の人がやってきて、 「エクスキューズミー」と英語で話しかけてきました。自分たちは雪のない国から来て、はじめて雪を見ました。大きなスノーボールの作り方を教えてほしい、とのことでした。どこから来たのですかときくと、台湾からでした。ぼくは、小さな雪玉を握って作り、それを転がしてだんだん大きくするのだということを教えてあげました。それを見て、とても喜んでいました。 「ぼくたちは作ります。スノーボールを二つ重ねて、」とぼくが言うと、彼は 「スノーマン」と言ってにこにこしました。 それから彼らは、雪だるま作りにとりかかりました。はっきり言ってとても下手でしたが、とてもほほえましい光景でした。 子どもたちは上手に雪だるまを作り、枝で手と顔をつけました。 「ばいばーい」と子どもたちが手をふると「ばいばーい」と手をふりかえしてくれました。
帰って妻にこのことを話すと、「その人たちにはいい思い出になったね」と言われました。
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