やまねこの日記
週末食べ物日記

2005年12月29日(木)

今日から冬休みになった。
午前中、銀行、郵便局。
手芸屋さん(10号、9号の輪針を買う)、デパ地下(肉類)。
12時前帰宅しお昼の支度をする。

お昼
かけご飯
(白菜、豆腐、小松菜、ネギを昆布だしで煮てあんをひいたものを
ご飯にかけて食べた。)
夫はラーメン。
息子は塾なのでお金で解決。

夕方から夫と約束していたミレナリオに行くので、ご飯の下ごしらえ。
豚ヒレ肉に塩コショウ、鳥ささみは味噌につける。
ブロッコリ、小松菜、ほうれん草を茹でてご飯をしかけておく。

出かけるなんてめんどうだなあ。
でも約束したんだからしょうがないや。
寒いといけないから、ズボンの下にタイツをはいて、毛糸の帽子を持っていく。
バッグを斜めがけにしてでかける。

ミレナリオは東京駅から行列だった。
友達に聞いていたからあわてず、帽子をかぶる。
すると後ろにいたおばさん集団の一人が、
去年来て混雑でもみくちゃになり帽子をなくしたといっている。
どうしたらいいかわからないけど、寒いからかぶっている。

信号を待ったりし、ちょっとずつ列はすすむ。
暇なので、周りを観察している。
アベック(古いなあ)多し。
手もつなげるし、内気な人もいいのではないかと評論家になって夫は言う。
酔っ払いがまんがみたいによれよれになって
左右を抱えられて向こうからやってくる。
IDカード(社員証?)を首から下げてよっぱらっている。
あれはまずいよねー、となんだかおかしくて夫と笑う。

向こうのほうで小さな子が泣いている。
「お母さん、お母さん」と言っているので迷子かなと思う。
横にいたご夫婦(初老)「迷子かしらね」と言っている。
その辺にいた人が(多分)全員そう思っていたと思う。
すると若い女の人の声が「お母さんはすぐ来るから」と何度も言っている。
周りの人たちほっとする。
あの声はお母さんの妹さん(泣いている子の叔母さん)かな、ということにする。

列はさらにちょっとずつ進む。
丸ビルの横(工事中)で、「あのクレーンが倒れたら何人死ぬかな?」と
後ろからおじさん声がする。
「お父さん、すぐそんなこというんだから。
 お父さんにだけ当たるに決まってるじゃない」(多分奥さん)
「知らない人のふりしよう。」
(娘さん。お勤めしているくらいの年齢みたいだ)
おじさん、えへへなんて笑っている。

あれ?父が帰ってきている。
父もよくあんなバカらしいことを言っては私と母を笑わせたり、
あきれられたりしていたのだ。

だんだん遠くにミレナリオの明かりが見えはじめたらしい。
おじさん「おまえ見えるか?(娘さんに身長)何センチだ?」
と聞いている。
「158くらいだよ。お父さんは?」
「175」
「うそつき〜」と奥さんと娘さんに笑われている。

夫、自分が誘った責任を感じてか、「やまねこ、見えるか?」とかかんでは
私の高さでは全然見えないことを確認して、
でも風が当たらないからいいか。とか言っている。
いいんだ、見えなくたって。
私は後ろのご家族の会話をもっと聞いていたいような気がした。

ミレナリオはやや遠くから、光が重なり合っている奥行きを見るときっと
きれいなんだろうと思う。
でも私はチビなので、そんなふうに見るのは難しく
1個ずつの仕掛けの下を「カレー屋の看板みたいだなー」と
思いながら通り過ぎていく。

定食屋さんでご飯を食べて帰る。


 < 過去  INDEX  未来 >


やまねこ [MAIL]