鼠小僧白吉のうだうだ日記

2001年11月19日(月) アニマルセラピー?

う〜ん犬ってけっこーカワイイじゃねえか〜。でも、でも、やっぱりチトコワイ。

鼠小僧白吉、鼠を名乗っていながら実は動物がイマひとつ得意ではないのですよ。別に小さいころ噛まれた経験があるとかそういうわけではないんですけどね。で、まァいままで犬がいる方へはなるべくちかよらない、ワンワン声が聞こえる家の前はさけて通る、とまあそんなこんなだったんですは。

が、しかし、鼠小僧人生24年目にしてついに、犬と対峙しなきゃならん瞬間がやってきてしまったのです。

オイラの友人A氏は大の犬好き。ヒマさえあればナンジャカンジャ愛犬の話しをしています。そんな友人A氏の家においらは遊びに行ったのです。前回A氏の家に行ったときは、A氏宅にその犬がもらわれてきてまだ数日。生まれて数カ月ということもあり、ホントかわいい子犬だったんですは。
 大きくなったよ〜、とは聞いていたのですが……

いや〜びっくり、たった半年でまったく別の犬になっていました。デカイデカイ。

友人A氏があまりにもカワイイカワイイくり返すのと、ま、今まであまり犬というものに触れたことがなかったことから興味もあって、A氏の家まで犬を見に行く決意をしたのですが……

一歩、A氏の家に足を踏み入れた瞬間……
正直、後悔しましたは。

ワン、ワン、ワワッン

知らないお兄さんを見たからでしょうか、A氏いわく「いつもはこんなんじゃないんだけど……」というほど興奮しまっくっているんですは、犬が。

A氏の家の人が犬をおさえつけてくれたのですが、その犬の目はすきあらば、鼠をつかまえちゃろう、ちゅー目でオイラのことをジーーーーーッと見つめているのです。オイラはビクビク。ン〜、どうしよう。

ま、しばらくしてワンコも眠くなってきたのでしょうか、それとも興奮し疲れたのでしょうか。ちょっくらおとなしくなってきました。で、オイラ、びびりながら犬に近付いていきました。A氏が「ここなら大丈夫」ちゅー場所をそーっとさわってみました。ビクビク。

ビクッーゥ。犬が動いた! ……でも、ワンコ暴れません。うン? 意外と大丈夫? 

ワンコにのお腹やアゴをなでていくうちにオイラも徐々になれてきました。そのうち犬もオイラにじゃれついてくるようになったのですが、これが意外と平気。それどころか、なんか犬にじゃれつかれているうちに、心が和んでくるじゃないですか。いや〜これならA氏が犬だのワンコだの言っているのもなんとなく分かるような気が。

だからといって、鼠小僧、さっそく犬を買おうとまでは思わなかったのですが、けど、動物をペットして飼うという気持ちは少なくとも分かったような気がします。

今日は日曜日、代々木公園を散歩していたのですが、なんとなくワンコを連れている人を見て微笑ましく思えた一日でした。



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