段々元気になってまいりました。
ということで、茂山狂言祭2005に行ってきた。 演目は「縄綯」と「業平餅」と「豆腐小僧」。 いや〜、面白かった!!! 千三郎さんのお話から、既にノリノリですか?という感じで、 (古典と新作の違いや、役の得意・不得意に関すること、等々。 狂言師ならではの興味深い内容で、今まで聞いた中では一番面白かった。) 「あ、今日は面白いかも!」って思ったんだけど。 やはり、その通りに。
正邦さんの業平は貴族らしさがよく出ていたような気がするし、 (好色なところが、いやらしくなりすぎなくて、いいと思った。) 「縄綯」の太郎冠者も、生き生きと悪口を言っているところがとてもヨロシイ。 (悪口を言っていた相手がいつの間にか自分の後ろにいることに、 太郎冠者が気づくところは面白かったなあ。)
そして「豆腐小僧」。 大人になってから見た初めての狂言の一つなので、私にとって特別な演目。 狂言としては、少し不自然な感じがするのだけれど、 (新作で、こなれていないせいなのかな?) でも、千之丞さん演じる豆腐小僧のかわいらしさと福々しさは絶品!だと思う。
帰ってからも、「狂言 三人三様」など捲ってみてみたり。 (ちなみに、手ぬぐいとDVDをお買いあげ。)
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